ブラウザ戦争の覇者「Google」は何を支配し、今後何を狙っているのか?

Googleは熾烈なブラウザ戦争になぜ勝てたのか?

このブラウザ戦争の歴史、調べてみたらとっても面白かったです。

裁判沙汰になっていた事もわかりましたし、世界のビジネスをリードする会社がどうゆうビジネスモデルにしているのか?もよくわかる内容だったんですね。

つまり、ブラウザ戦争の歴史を知ることによって、今後、どんな企業が世界のビジネスをリードしていくのかが見えてくるのではないかな?と思いましたので、非常に面白いな。と感じたんですね。

もし、こうゆうビジネスの話、興味のある方は、ぜひ、最後まで読んでいただければ嬉しいです。

YouTubeでも話してます。動画の方が良い方はこちら↓

目次

ブラウザとは何?

では、まずブラウザって一体なのか?から解説していきます。

ブラウザを知っている人からしたら、当たり前のことなんですが、僕の嫁さんに聞いたら「えっ。ブラウザって何?」と聞き返されたので、結構多くの人が知らないのかな?と思いまして、ブラウザの説明から先にさせていただきます。

ブラウザというのは、webサイトを見るためのソフトウェアのことです。ネットで何か調べ物する際には、基本的にブラウザを立ち上げて検索することになります。

ブラウザにはいろんな種類がある

Microsoftのブラウザ

マイクロソフトのブラウザ

例えば、マイクロソフトが開発しているWindowsを買った場合、Edgeというブラウザがデフォルトで入ってます。

昔はInternet Explorerというブラウザがデフォルトでした。

デフォルトは標準という意味

ちなみに、デフォルトっていう言葉は、買った時に入っているソフトとかそれらのソフトの初期設定のことです。

例えば、Windows10を買うと、デフォルトでEdgeというブラウザが入っていて、Edgeのデフォルトの検索エンジンはBingという検索エンジンという使い方をします。

知らなかった方はここでぜひ、覚えておいてくださいね。

Appleのブラウザ

アップルのブラウザ

アップルの場合は、Mac(パソコン)とかiPhone(スマホ)を買うとデフォルトのブラウザはサファリになります。

サファリはアップルが開発しているブラウザです。

デフォルトの検索エンジンはgoogleです。

ちなみに、デフォルトの設定をgoogleにすることで、アップルはgoogleから多額のお金をもらっています。

この辺の話は最後の方に詳しくさせていただきます。

Googleのブラウザ

グーグルのブラウザ

Googleの場合、GoogleはスマホのOSであるアンドロイドを開発しています。

iPhone以外のスマホは全てアンドロイドなので、デフォルトのブラウザはGoogleが開発しているクロームというブラウザが付いてきます。


これらの3社が開発しているブラウザがパソコンとかスマホを購入した時にデフォルトで付いてくるブラウザになります。

ブラウザの名前は知らなくても、アイコンを知っているという人は多いのではないでしょうか?

デフォルト以外のブラウザ

デフォルト以外のブラウザ

これだけでなく、デフォルト以外のブラウザも存在します。

デフォルトのブラウザが嫌な方は、自分でネット検索して好きなブラウザをインストールしてる人も多いです。

人気があるのがFirefoxとかOpera。

ちなみに、僕はこのfirefoxのアイコンデザインが好きです。狐が可愛いんですよね。

僕が使っているブラウザを紹介

山本が使っているブラウザ

あまり、興味がないかもしれませんが、僕が使っているブラウザをご紹介します。

メインで使っているブラウザはChromeです。

理由は早くて使いやすくて、機能拡張が豊富。

あとは仕事でネット広告を使ったり、HPのアクセス解析をしたりするんですが、これら全てGoogleのサービスなんですね。

クロームはそれらのGoogleサービスとの連携がしやすいので、いつの間にかChromeをメインで使うようになっていました。

サブのブラウザはfirefoxになります。なんでfirefox使うかというと、SSL化をしていないホームページを見るために使うことが多いです。httpからhttpsに変えていないと、保護されていないホームページっていうことで、画面が真っ白でホームページが表示されないことがよくあるんです。

Chromeだと表示されないホームページだとfirefoxだと表示されることが多いので、両方使っているということになります。

2019年4月のブラウザシェア

参照元:http://gs.statcounter.com/(2019/5/27)

ま、僕の話はどうでもよくて、一般的にどのブラウザがよく使われているのかをご紹介いたします。

各ブラウザのシェアの比率は、こんな感じです。

2019年4月の時点でのデータです。

バージョンごとにシェアが分かれていますけども、パッと見た感じでもクロームがずば抜けていることが分かります。

ブラウザを開発している会社別にシンプルにまとめてみました

会社別のブラウザ比率
  1. Google(Chrome):50.69
  2. microsoft(Edge・Internet Explorer):20.89
  3. Mozilla(firefox):6.82
  4. apple(Safari):5.69

もうGoogleが他社と2倍以上の差をつけているということになります。

今後、この差はもっと広がっていくのではないかなと僕は予測しています。

でも、Chromeがここまでシェアを拡大したのは、ごく最近の話です。

数年前まではまったく言ってよいほど、クロームは使われていませんでした。

では、どんな流れでGoogleはいろんな会社が開発しているブラウザ戦争を制することができたのか?

ブラウザの歴史から、謎を紐解いていきたいと思います。

詳しい方にとってはそんなのはもう分かりきっているよと思う話かもしれませんが、調べてみたら、ブラウザを開発している会社に多額のお金が入っていることも調べてたら分かって面白かったですし、firefoxがどのような経緯で生まれて今の地位を確保しているのかも結構僕は興奮したんですね。

なので、興味のある方はご覧いただければ嬉しいです。

第一次ブラウザ戦争

第一次ブラウザ戦争

第一次ブラウザ戦争は1994年から始まります。

約6年間の戦いになりますけども、どのブラウザが戦ったのかというと、NetscapeとInternet Explorerの戦いになります。

懐かしいですね。

Netscapeというブラウザ、若い人は知らない人が多いと思います。僕は昔からマックユーザーなので、ブラウザはNetscapeを使っていました。

いつの間にかNetscapeはなくなってしまいましたけども、どのような経緯で勝敗がついたかは結構面白いです。

では、どんな戦いだったのか、時系列順にお伝えいたしますね。

第一次ブラウザ戦争の時系列

1994年:まだWindowsがあまり普及していなかった時期

AppleのパソコンとかNECのパソコンとかいろんな会社がパソコンを作っていました。この頃に広まったブラウザがNetscape Navigatorというブラウザ。

どのように広めたかというと、機能制限がついた状態で無料配布して制限のないものを使いたい場合は、お金を払ってくださいね。という戦略。スマホのゲームで課金するシステムに似ていますよね。

この戦略がうまくいって、市場の9割のシェアを獲得したとのこと。

1995年:Internet ExplorerをMicrosoftが開発し、windows95が世界的にヒットする

この状況にMicrosoftが触発されて、1995年:Internet ExplorerをMicrosoftが開発します。

この頃はWindows 95が世界的なヒットした時期。パソコンが一気に家庭に広まった時期です。

マイクロソフトがInternet Explorerを広める際に使った手法が抱き合わせ商法です。Windowsが搭載されたパソコンを買うとデフォルトでInternet Explorerがついてくるといった手法です。

Netscapeはその頃、有料で販売していたので、無料でついているのであれば、お金を払ってわざわざブラウザを変えようと思う人はあまりいなかったんでしょうね。

なので、Internet Explorergが市場のシェアを一気に広げていくことになります。

ネットスケープはマイクロソフトを訴える

このパソコンとかスマホを買うとブラウザが付いてくるという仕組み、今はもう当たり前になっていますが、当時は当たり前ではなかったんですね。

ブラウザを開発する際には、人が動きますから給料も払わなければいけません。当然、無料では開発できないですよね。ですから、ブラウザを作ったら何かしらの形で利益をだなければいけない。

一方、マイクロソフトはWindowsの売り上げから開発費を出すことができます。それに、Windowsと一緒にブラウザを入れて売るなんて汚い!不公正な取引だ!ということで、NetscapeはMicrosoftを訴えるんですね。

でも、裁判の結果は出ないまま時が過ぎていき、どんどんシェアはInternet Explorerに奪われていきます。

1998年:Netscapeは無料提供を余儀なくされる

でも、時すでに遅しでした。

すでに利用者をだいぶInternet Explorerに奪われてしまっている状況でしたし、Windowsとの相性が悪かったですし、初心者を戸惑わせる複雑な設定項目などもあったりして、敬遠されてしまいました。

2000年:Netscapeのシェアは数パーセントにまで落ち込み、Microsoftの大勝利

Internet Explorerが市場のシェアをほぼすべて獲得し、第一次ブラウザ戦争は終結します。

裁判で訴えていたことも、ネットスケープはAOLに買収されて、AOLとMicrosoftが和解することで取り下げられてしまいました。

もう完全なるMicosoftの大勝利ですね。

勝因は、世界的に大ヒットしたWindowsと抱き合わせて無料で提供したということ。これに尽きます。

ただ、ここでNetscapeは終わっていません。

あとでまた、登場してきます。ここまでコテンパンにやられたら、なんとか見返してやる!と思う復讐心はとても強かったんだと思います。

第二次ブラウザ戦争

第二次ブラウザ戦争

次の第二次ブラウザ戦争が起きたのは、2004年からになります。

2014年まで続いて約10年間熾烈なブラウザ戦争が巻き起こりました。

なぜ、第二次ブラウザ戦争は起きたのか?

その理由はマイクロソフトがあぐらをかいてしまったんでしょうね。ちゃんとブラウザ開発をしなかったんですね。

2000年~2004年、4年間の間にInternet Explorerに起きた様々な問題

  • ブラウザの機能はほとんど一緒で、新しさに欠ける状況が長く続く
  • IEを狙ってウィルス感染する被害が多発
  • なかなか問題が解消されない状況が続く

この状況を見て、2004年ぐらいからいろんな会社が次世代ブラウザをリリースしてきます。

  1. Opera
  2. Safari
  3. Chrome
  4. Firefox

この4つの次世代ブラウザとInternet Explorerの5つのブラウザでシェアを奪い取る戦争が第二次ブラウザ戦争です。

五択の戦争」とも呼ばれています。

次世代ブラウザの登場は、衝撃的だった!

この次世代ブラウザというもの、当時は、衝撃的でした。

今はもう当たり前になっていますが、タブブラウジング機能を初めて見た時、なんて使いやすいんだ!これを考えた人はすごいな!と思いました。

それまでは、複数のページを同時に見たい時はウィンドウを複数開かなければいけないくて、デスクトップ上がごちゃごちゃになっちゃう。タブブラウジング機能が付いたことでウィンドウを新たに開かなくても同じウィンドウで複数のページを同時に開くことができる。

これはすごいぞ!と当時の僕は思いましたね。

特に人気があったのはFirefox!そして、このブラウザを開発している会社はなんと…

この新しい機能がついた次世代ブラウザの中で特に人気があったのは、Firefox。

僕も昔はFirefox一択でしたね。

で、このFirefoxを開発しているMozillaという会社。

名前全然違うんですけども、実はこの会社は、前の会社はNetscapeです。Netscapeはブラウザの開発やめていませんでした。開発を続けて虎視眈々と逆転する戦略を練っていたということになります。

これ結構ドラマチックですよね。ものの見事に、シェアを拡大していきます。

2010年:FirefoxがInternet Explorerを抜く勢いで伸びていく

en:StatCounterによる2009年以降のブラウザシェアの変動

青い線のIEのシェアがものすごい勢いで落ちていきます。そして、オレンジの線のfirefoxがシェアが拡大していきます。

このままいったら、逆転か!という時に、別なブラウザがスーッと抜けてきます。

それがGoogleが開発しているChromeです。急速なスピードでシェアを奪い取っていきます。

2011年:Chromeが右肩上がりで急速に伸びていく

スマホのアンドロイドのシェアが拡大していくのと同時に、Chromeのシェアも伸ばしていきます。

2012年:ChromeがFirefoxを超える

凄まじい勢いでシェアを拡大し、Firefoxを軽く超えていきます。

2013年:ChromeがInternet Explorerのシェアを超える

長い間、ブラウザシェアNo.1の座に君臨し続けていたInternet Explorerが遂にここでChromeにNo.1のシェアを奪われます。

2014年以降:Chromeが完全に単独トップ

2014年にはアンドロイドのシェアが80%を超えて、ブラウザのシェアもCromeが独走状態に入っています。

Googleがブラウザ戦争を制した理由

もうお分かりですよね。

そう、スマホのOSアンドロイドです。

アンドロイドが普及し始めたのは、2010年ぐらいから2014年には80%のシェアを超えています。ですから、Microsoftがパソコンを広めたと同時にInternet Explorerを広めたように、Googleがスマホを広めたと同時にクロームを広めたということになります。

歴史は繰り返すということですね。

どの時代も生活スタイルがガラッと変わるぐらい世界的にヒットする新しい機械が登場した時。

その機械に搭載されるOSを作っている会社が世界のビジネスをリードしていくということになるということです。

ブラウザ戦争の覇者「Google」は何が得られるのか?

ブラウザって無料で使えるけども、一体どこでお金が動いているの?と不思議に思う方もいらっしゃるかと思うので、どのようにお金を生み出しているのか?その仕組みをご紹介いたします。

まず、Googleは何でお金を稼いでいるか?というと広告なんです。Googleの全体の売上のうち約70%は広告での売上になります。

広告を利用してもらうには、検索エンジンを利用してもわらなければならない

そして、Googleの広告を表示させるには、googleの検索エンジンを利用してもらわなければいけません。

検索エンジンはGoogle以外にも実は、いろんな会社が開発しています。

マイクロフトのbing。中国だとbaidu。ロシアだとYandexが国内シェアナンバー1です。

ほとんどの国ではGoogleの検索エンジンが使われていますが、ネット広告市場の地位を確かなものにするには、他の会社の検索エンジンを使われないようにしなければいけない。

問題はここから。では、検索エンジンを利用する際には、何が必要なのか?って話。

どの検索エンジンをデフォルトにするかは、ブラウザを開発している会社次第

デフォルトの検索エンジンはブラウザを開発する会社次第

必ず必要になるのがブラウザになります。ブラウザを立ち上げてから検索エンジンでネット検索するという流れになりますよね。

つまり、ブラウザは検索エンジンの入り口となる存在だということです。

どの検索エンジンをデフォルト設定にするかは、ブラウザを開発している会社が自由に決めることができます。

Google以外の検索エンジンをデフォルトに設定されてしまったら、Googleの売上はなくなります。ですから、Googleはブラウザを開発している会社に多額の契約金を払って、デフォルトの検索エンジンの権利を買っているんですね。

GoogleはAppleに年間約3,300億円払っている

例えば、アップルのサファリはデフォルトの検索エンジンはgoogleです。

複数の検索エンジンの中から、ただチェックを入れてもらうだけですが、それだけのことにgoogleはappleに年間30億ドル(約3300億円)という契約金を払っているとのこと。

この金額は2017年のAppleの営業利益の5%に相当するということ。かなりの金額ですよね。

Firefoxにもかなりの契約金を払っている

firefoxもデフォルトの検索エンジンはGoogleなので、結構払ってると思います。

具体的な数字は見つけられなかったんですけども、firefoxの年間の売上は約6000億円あるみたいです。

firefoxのブラウザ上部についている検索ボックスで検索しようとすると、いろんな検索エンジンを選べるようになっています。

つまり、これは、検索エンジンの会社とかネットショッピングの会社と契約して、ブラウザから簡単に検索できるようにしているということ。当然、各社から契約金はもらっていますよね。

このように、ブラウザのビジネスモデルは、主に検索エンジンの会社と契約することで利益を生み出すモデルになっているということです。

今後、Chromeのシェアがさらに拡大していくとどうなるか?

では、Googleが今後、クロームのシェアをどんどん広げていったらどうなるのか?という話ですが、当然ですけども、他のブラウザに払っている契約金も抑えられるようになるでしょうし、何より、クローム のブラウザには他の検索エンジンの設定はデフォルトで付いてきません。

つまり、ネット検索する際には、グーグルしか使わない状態を作れてしまうということですね。

完全なるグーグル帝国、世界のインターネットはグーグルに支配されると言っても過言ではありません。

近い将来、Googleがあらゆる分野でシェアを独占するかも…

最後に今後の予測をしていきます。

僕が注目しているのは、Google Pixelです。

スマホのシェアが大きく変動する可能性大

スマホのシェアが現在、日本においては、iphoneが約40%のシェアがあります。

今後このシェアがどのように変動していくのか?

これが見ものなんですね。

iPhoneユーザーがGoogle Pixelに移行する可能性が高い理由

  • 現在、ホリエモンさんを筆頭にyoutuberの人たち、みんなGoogle pixel大絶賛している。
  • iphoneよりもカメラが優れている
  • 何より価格が安い
  • iphoneユーザーからスムーズに移行できるように作られている。

つまり、Googleは完全にiPhoneユーザーを奪い取ろうと仕掛けてきているという事です。

Google PixelがiPhoneユーザーを食ってしまったら、世界はどう変わるか?

世界は、完全にGoogleの支配下におかれます。

検索エンジンもブラウザもスマホも全てがGoogleになってしまうのですから。

近い将来、こうなる可能性は結構高いのではないかな?という風に感じています。

広告を出す側の人間がやるべきことは何か?

Google広告の仕組みを理解して、使いこなせるようになることではないでしょうか?

ほとんどの人がGoogleの何かしらのサービスを利用しているのであれば、広告媒体としては最適です。

今は完全にネット社会になっていますので、ネットの世界を支配しているGoogleの広告手法を身につけることは、ビジネスを行っていく以上、避けることはできないのではないかな?と僕は思っています。

あなたはいかがでしょうか?