期間が過ぎれば求人情報が掲載されなくなる求人媒体と違って、採用サイトは24時間365日休まず求人情報を伝えてくれます。
でももし、まったく反応がとれない採用サイトを作ってしまったらどうでしょうか?
採用サイト制作にかけたお金も時間もすべて無駄になってしまいます。
いくら素晴らしいデザインでも、いくら多額のお金をかけたとしても、いくら多くの時間を費やしたとしても、応募が入らなければ採用サイトの価値は残念ながらゼロです。
ちなみに僕が作る採用サイトは、求人媒体と比べて36倍以上の費用対効果が出ることもあります。
業種や会社の特徴によって効果に違いがありますが、基本的に通常の求人媒体と比べたら、ありえないぐらいの成果を出せています。
でも、僕が行なっているようなプロセスで採用サイトを作っている業者はとても少ないです。
ほとんどの業者は成果にフォーカスせずに、ただ単に言われた通りにサイトを作るだけ。これでは成果なんて出せるわけありません。
この記事では採用サイト制作に失敗せずに成果を出すにはどのような業者を選ぶべきなのか?
成果を出せる業者と出せない業者にはどのような違いがあるのかを解説していきます。
気になる方は、是非、じっくりご覧ください。
採用サイト制作に失敗すると悲惨な目に…
採用サイト制作に失敗するとどんな目に合うのか、今までお問い合わせがあった方からよく聞く話をシェアさせていただきます。
- 業者とやりとりしていい感じの採用サイトを作った。
- でも、業者はサイトを作るだけで宣伝のサポートはしてくれない。
- このままでは、誰にも見られないので、試しにindeedで宣伝してみた。
- 結構な金額をかけているのに、思ったように応募を獲得できない。
- たいして成果が出ないので、今は何もせずほったらかしの状態。
このようなケースは本当によく聞きます。
つまり、お金と時間を無駄に失っただけだということ。
採用サイト制作に失敗する原因とは?
シンプルに言ってしまうと、採用サイト制作を行う業者は成果にフォーカスせず、ただ言われた通りに作るだけの業者が多いからというのが原因です。
- どうすれば、高い確率で応募に繋がるのか?
- どうすれば、ほしい求職者からのアクセスを集められるのか?
- どうすれば、宣伝の費用対効果を高められるのか?
この辺の知識や経験を持っていないので、成果を出したくてもできない業者がほとんどだということです。
採用サイト制作で選んではいけない業者はこんな業者
では、具体的にどんな特徴を持つ業者を選ぶべきではないのか?もっと突っ込んで解説していきます。
採用サイトを宣伝する際にindeedがベースになっている業者を選んではいけない
よく見かけるのがindeedをベースにした採用サイト制作です。
確かにindeedは求人媒体の中では費用対効果の高い媒体ですが、indeedをベースにした採用サイトには2つの欠点があります。
indeedで宣伝する際の致命的な2つの欠点
- 地域別などでページを分けて作らなければならない。
- indeedだけの宣伝では十分な検証ができない。
この2つの欠点があることでindeedをベースにしていると、採用サイトを育てづらくなります。
本来なら、採用サイトはあらゆる宣伝媒体を使うことを前提に作るべきなんです。
indeedよりも機能豊富で費用対効果の高い宣伝媒体は他にもあります。
なのに、indeedしか提案しないのは、知識も技術も足りないことを露呈しています。
それに、indeedと提携しているということは、indeedの代理店として儲けようとしている可能性が高いです。
別に売上をあげること自体問題ないですが、他にもっと効果的な方法があるのに提案しないのは、クライアントの成果に真剣に向き合っているとは言えません。
無料で採用サイトを作ると言ってくる業者を選んではいけない
これもよく見かけます。
無料で採用サイトを作ってindeedやGoogleのしごと検索に自動連携させます。だから、成果が出るんですよ!というケースですね。
採用サイトにおいて何が最も重要かというと、採用サイトの「質」です。
採用サイトの「質」によって、宣伝のコストを抑えられ、応募に繋がる確率をあげることができます。
つまり、無料で質の低い採用サイトを作ったら、まったく応募に繋がらないということです。
広告費をかけていても応募が入らないという最悪の事態に陥ります。
無料は魅力的ですが、本来の目的を見失わないように十分注意してください。
「素材は御社で用意してください」と言ってくる業者を選んではいけない
一般的なホームページ制作会社はこの言葉をよく使います。
ホームページに掲載する素材(テキスト・画像など)をすべてクライアント任せにするケースです。
これが当たり前だと思っている人もいるかもしれませんが、本来なら、プロがしっかりサポートしなければならないところなんです。
なぜなら、採用サイトに「何を掲載するか?」で応募が入るかどうかの全てが決まるからです。最も重要と言っても過言ではありません。
でも、デザインのスキルしか持っていない業者は何を掲載したら良いのかよくわからないので、クライアント任せにしてしまうということです。
デザイン力があって、一見見た目の良い採用サイトを作ったとしても、応募が入るかどうかは別物です。
重要なのは、デザインよりもコンテンツ。つまり、何を掲載するかどうかです。
求職者にとって魅力的なコンテンツが掲載されていなければ、いくら見た目が優れていたとしても、いくら宣伝したとしても、一向に応募は入りません。
十分注意してください。
なぜ、採用サイトの質を高める業者は少ないのか?
こうして伝えると、ほとんどの業者が選ぶべきでない業者に該当するのではないか?と思われるかもしれません。
でも、実際そうなんですから、仕方がありません。
どの業界でも本物はごく一部です。
とはいえ、あまりにも少ない現状を不思議に思う方もいらっしゃるかと思いますので、その理由を説明します。
採用サイトを作っているWEBデザイナーは広告で成果を出す教育を受けていないから
僕自身が美術大学に進学して教育現場を目の当たりにしているのでよくわかりますが、採用サイトを作っているデザイナーはデザインしか学んでいません。
広告で成果を出すには、コピーライティングやマーケティングの知識が必要なのですが、それらの学びは学校で一切教えられていないということです。
でも、プロとしての技術を学んだと思っているデザイナーの卵たちは、自分たちが作るサイトに満足してもらえると思って、一生懸命サイトを作ります。
ikesai.comなどで紹介されている大手の採用サイトを参考にしながら、イケてるデザインを目指して頑張るのですが、そもそも結果に繋げるには、デザインよりもコンテンツの方が重要。
コンテンツがいまいちであれば、いくらデザインを頑張ったところで成果に繋がる採用サイトは作れません。
このような業者が一般的なので、採用サイトで成果を出せない会社が大量に生み出されているのがこの業界の現実です。
選ぶべき採用サイト制作業者の9つの特徴
選ぶべき業者はごく一部ですが、中には本物の業者もいます。
これから紹介する9つの特徴を満たしている業者をぜひ探し出してみてください。
9つ全て満たした業者は間違いなく本物の業者であり、圧倒的な成果に繋げる採用サイトを作ってくれるでしょう。
1. 費用対効果を高める作業にフォーカスしている
思考は現実化するという言葉があるように、どんな考えで仕事しているのか?この思考の部分はとても重要です。
売上を求めるのはどんな会社でも一緒ですが、成果を出すことをメインに考えているかどうかをチェックしてみてください。
ま、口ではいくらでも言えることだと思いますが…
2. 制作前の準備に多くの時間を費やしている
ここはとても重要です。通常採用サイトを作るとなるとすぐに制作にとりかかる業者がほとんどです。
でも、成果を出す上で最も重要なのは、制作前の「準備」です。
準備8割という言葉があるように準備作業をしっかりと行うことで質の高い採用サイトを作れるようになります。
どのような準備を行い、どれだけ時間と労力をかけるのか?をじっくり聞いてみてください。
割合で見ると「準備5・制作4・宣伝1」ぐらいが丁度良いです。
3. ヒアリングが丁寧で細かい
質の高い情報を引き出すには、質の高い質問を投げかける必要があります。
最初の相談時にどのような質問をしてくるのか?をチェックしてみてください。
深いところまで探る質問や細かいところまで聞いてくる業者は質の高い情報を引き出せる可能性の高いです。
間違っても本題とは関係のない話ばかりをする人を選んではいけません。
4. どこの媒体とも提携していない中立的な立場
求人に関わる業者は大体どこかの求人媒体と代理店契約を結んでいます。
そして、広告費のマージンを利益として得るビジネスモデルにしています。
採用サイトを作ってindeedで広告を出してもらい、広告費のマージンとして収入を得るという形ですね。
別にこの方法が最も効果的であれば問題ないです。
でも、他にもっと効果的な方法はあります。ですから、indeedだけに限定するのはおかしな話です。
一番ベストな業者はどこの求人媒体とも提携していない業者が良いです。
必然的に最も効果的な方法を提案してくることになりますので、信頼度が高いと言えます。
5. 採用サイトの宣伝はリスティング広告がベースになっている
indeedよりもはるかに費用対効果の高い宣伝方法がリスティング広告です。
このリスティング広告をベースに採用サイトを作っていった方が求人活動全体でより大きな成果を出せるようになります。
ですから、リスティング広告をベースに採用サイトを作ってくれる業者を選ぶべきです。
6. 実績を管理画面を見せながら説明してくれる
リスティング広告の場合、管理画面で広告のパフォーマンスが詳細にわかります。
- 一件の応募を獲得するのにかかった広告費
- どんなキーワードが応募に繋がっているのか?
- エリア内に求職者はどのぐらいいるのか?
- 競合他社がどのぐらいいるのか?
などいろんなことがわかります。
この画面を見せながら説明する業者は確実なスキルを持っています。
実際のパフォーマンスが良ければ、間違いなく本物です。
7. 説明がわかりやすい
とにかくこの業界で働いている人はカタカナ言葉とか専門用語を使いたがる人が多いです。
でも、ネットの事がよくわからない人にとっては、まるで外国語みたいなもので、理解ができません。
重要なのは、相手の立場にたってわかりやすく説明できるかどうかです。
知識があったとしても、相手に伝わる話ができなければ、その業者はたいしたことありません。
スムーズにコミュニケーションをとれなければ、絶対にいいものは作れませんので、説明がわかりやすいかどうかはかなり重要です。
8. リスティング広告代行の手数料が広告費に対するマージン設定になっていない
リスティング広告の代行会社はネット検索すれば色々と出てきます。
問題はリスティング広告を代行する場合の手数料です。どこもかしこも広告費に対して20〜30%の手数料を設定していて、月額の広告費が少ない場合は、最低手数料を月額5万円ぐらいとっています。
でも実際、エリアを限定した場合、そんなに広告費はかかりません。
例えば広告費が月額5万円であれば、手数料がかなり割高になりますよね。
それにもし、広範囲に広告を出して広告費がそれなりにかかったとしても、広告費が増えれば手数料が増えるという料金体系の場合、広告費を削減する努力しなくなる可能性が高いです。
選ぶのであれば、リスティング広告の代行サービスでマージン設定をしていない業者です。
9. google analyticsを使って採用サイトのパフォーマンスを詳細にチェックしてくれる
採用サイトを作ったら、基本的にはいろんな媒体で宣伝していくことになります。
リスティング広告、indeed広告、その他求人媒体などで宣伝していると、いろんなところから採用サイトにアクセスが集まるようになります。
やらなければいけないのは、サイト全体のパフォーマンスをチェックして問題点を見つけ出す作業。
そのためには、Google Analyticsという無料のアクセス解析ツールを採用サイトに埋め込み、応募が入った時にどこ経由の応募なのかをしっかりと計測できるようにする必要があります。
この辺の設定や改善も全てサポートしてくれる業者であれば完璧です。
間違いなく成果を高めてくれるでしょう!
採用サイト制作会社を選ぶ前に身につけるべき知識
ここでお伝えしたことはほんの一部の情報にすぎません。
これだけでも十分成果を出す業者の選別はできるようになると思います。
でも、もっと情報を集めて深く理解できるようなりたい。もしくは、自分自身で成果を出せるようになりたい!と思われる方のために、もっと深い知識を学べる書籍を書かせていただきました。
大きな成果を出したいのであれば、まずは確かな知識を備えておくべきです。
絶対に役立てられますので、ぜひ、この機会にご覧になってみてください。