広告の専門家と定期的な打ち合わせが必要な4つの理由

打ち合わせ

広告を出そうと考えている会社の悩みとして多いのは、「何をしたら結果に繋がるのかよく分からない」といった悩みです。

でも、この悩みを解決するために適切なアドバイスをしてくれる業者はほとんど存在しません。

基本的に、広告代理店は自社で扱っている媒体を提案してくるばかりですし、制作会社は言われた事を綺麗にデザインするだけです。

要望を聞くだけの業者が結果を出せない理由

doctor本来、広告のプロとして仕事をするのであれば、お医者さんのような仕事をするべきです。

クライアントの状態を正確に診断し、クライアントが求めている結果を出すためにはどうしたら良いのかをしっかりと示す必要があると僕は考えています。

でも、ほとんどの業者は単なる御用聞きのような仕事をするばかりで、言われたことしか形にしません。

そのため、全く結果を出せなくて困っている会社をたくさん生み出しています。

よくある結果に繋がらない要望の事例

よくある要望 結果に繋がらない原因
ホームページで集客したい 60歳以上の高齢者がターゲットの場合、そもそもインターネットを見ない
お金をかけたくないからSEO対策をしたい お金をかけずにSEO対策すると、自分で記事を作成する必要があり、結果が出るまで時間がかかり、いつか続かなくなる。
求人パンフレットの余白がもったいなからお店の宣伝情報も入れたい 関係のない情報を入れると反応率が落ちる

などなど。

これらは、よく聞く話ですがどれも要望通りに作ってしまうと、結果に繋がりません

広告の専門家の場合、要望を聞いた時点で失敗すると分かるため、「このような理由があって作っても意味がないので止めた方が良いですよ。」と言ってくれますが、単なる御用聞きの業者は、「かしこまりました!かっこいいデザインで作りますね!」となり、すぐに作り始めてしまうんです。

それにかける時間とお金が全く無駄になるというのに…

結果を出したければ、専門家に企画の段階から入ってもらう

広告の専門家広告の世界は奥が深いため、正しい知識と結果に繋げた経験を豊富に持っている方でなければ、効果的な戦略を立てる事なんてできません。

広告に長けている人が社内にいないという事であれば、企画の段階から専門家に入ってもらい、どんなものを作るべきかを話し合うべきです。

広告の専門家に相談する事で今後「やるべき事」や「やらなくても良い事」が決まります。

何よりも重要なのは、「やらなくても良い事」に時間とお金をかける必要がなくなるところです。

無駄に時間とお金をかけなくて済むようになり、結果に繋がるプランに沿って力を注げるようになります。

回り道する事なく、最短の道のりで進められるようになるのですから、専門家との打ち合わせで得られる価値は計り知れない程大きいです!

会社によっては、専門家に相談すればすぐに済むような問題を何ヶ月も社内の人間だけで話し合って一向に解決策が見つけられず時間ばかりが過ぎ去っている会社もあります。

餅は餅屋です。

自分達では解決できない難しい問題は専門家にお願いするのがどんな分野においても最適な答えと言えるのではないでしょうか?

定期的な打ち合わせが必要な4つの理由

専門家との打ち合わせの重要性は十分伝わりましたでしょうか?

では、なぜ、その打ち合わせを定期的に行う必要があるのか?ってところを説明していきたいと思います。

通常の業者の場合は、何か用事がある時や打ち合わせをしたい時にだけ、業者を呼んで打ち合わせをする流れになるかと思いますが、このようなやり方の場合、例え優秀な方と打ち合わせをしたとしても、なかなか結果に繋がらない場合が多いです。

逆に定期的に会って打ち合わせをして進めていった場合は、結果に繋がりやすくなります。

なぜ、定期的な打ち合わせをすると結果に繋がりやすくなるのか?

これには理由が4つありますので、一つずつ解説していきたいと思います。

理由1:その時の状況に必要な情報だけをピンポイントで伝えられ、伝わらないことを防げるから

wakaranai広告の世界は奥が深いため、知っておいた方が良い情報がたくさんあります。

僕自身、何年もかけて学んできた事ですし、少しづつ知識と経験を積み重ねて自分のモノにしてきましたから、1回会って話をするだけではとても伝えきれません。

でも、1回しか話す機会がなければ、今後大きな失敗に繋がる可能性もあるため、一度に多くの情報を伝えざるを得ません。

そうするとたくさん伝えているのに、何も伝わらないといった問題が起こりがちです。

継続的に打ち合わせを行う場合は、これから発生する目の前の作業に対して具体的にアドバイスができるため、イメージがつきやすく分かってもらえるまで伝えることができます。

情報を小出しにして、目の前の問題を解決し続ける事によって、担当者は徐々に正しい広告運用の仕方が分かるようになり、大きな失敗はしないようになります。

理由2:お互いの思い込みのズレに早い段階で気づけるから

naruhodoコミュケーション時のトラブルに付き物なのは、「ちゃんと伝えた筈なのに伝わっていない」「きっとこうしてくれると思っていた」「ちょっと思っていたイメージとは異なる」といったお互いの思い込みのズレです。

このズレが発生していると、いくら広告の専門家とはいえ、作り上げる制作物は全く的外れのモノになってしまいます。

時間をかけて作ってもらったのに、また最初から作り直しといったケースも良くあります。

例え結果を出すために作ってもらっているとしても、伝えていたターゲット層が異なっている場合や、こうゆう情報は掲載して欲しくないなどの強い思いがある場合は、作る前に広告の専門家にしっかりと伝えなければなりません。

言わなくても分かるだろうと詳細を詰めずに進めてしまいますと後々大きな問題になります。

問題になりそうな事は早い段階で芽を摘んでおくべきです!

定期的な打ち合わせを行っていれば、制作の途中段階でチェックできますので、このような思い込みのズレが発生していないかを常に確認しながら進めていけるようになります。

理由3:双方にとってスケジュールを立てやすくなり、だらけてしまうのを防げるから

jikankanri求人のような大きな悩みを解決する際には、スタートから完成まで半年とか大規模なモノであれば年単位で取り組む長期的なプロジェクトになります。

広告の専門家に詳細なプランを作ってもらったとしても、丸投げで全て任せられる訳ではありません。

仕事を依頼するクライアントの協力は必要不可欠です。

社員さんへの取材の段取り、写真などの準備、その他いろいろな確認事項など細かい作業がいろいろとあります。

長期的なプランですとこれらの作業をどのタイミングでどのように行うべきかがイメージしにくいため、行動に移りづらくなるのです。

制作をする方としては、クライアントからの返事が来ないと進められないような事も多いため、途中でストップして何ヶ月も過ぎてしまう事がよくあります。

それに、人間は基本怠け者です。

お尻に火が付かないとなかなか動かない生き物です。

ですから、毎月一回定期的な打ち合わせがとても効果的なのです!

毎月の打ち合わせで直近1ヶ月の内に優先順位をつけてやるべき事が明確になり、次の打ち合わせまでに間に合わせるにはそのやるべき事を「いつやるか」も明確になります。

締め切りが定まる事でお互い動けるようになり、目標達成に向けてスムーズに進めていけるようになるのです。

この効果は本当に大きいです!

理由4:質の高いPDCAサイクルを効率良く回せるようになるから

pdcaPDCAサイクルとはPLAN(計画)して、DO(行動)に移して、CHECK(確認)して、ACT(改善)する流れになりますが、費用対効果の高い広告運用を行うには、このPDCAサイクルが必要不可欠です。

PDCAサイクルを上手に回せるかどうかで、多額の費用を削減し、成果を倍増させられるか、広告費を無駄にし、機会損失を出し続けるかが分かれますので、とてつもなく重要です。

ステップ1:PLAN(計画)で結果を出せるかどうかが決まる

PLANでは今後とるべき行動全てを決めていきます。

  • 誰をターゲットにするか
  • どんな媒体を使うか
  • どんなメッセージを掲載するのか
  • どんな画像を使い、どんなイメージのデザインにするか

などを決めていきますが、こららの計画が間違っているとその後の行動全てで結果を出せなくなりますので、とても重要です。最初は専門家にサポートしてもらった方が無難と言えます。

ステップ2:DO(行動)はPLAN(計画)通りに形にできるかが重要

DO(行動)ではPLAN通りに形にできているかが重要です。

注意して頂きたいのは、クオリティの低い人に依頼する場合です。

広告の世界は損失と売上に直結しますので、ただできるだけの人間ではダメです。

経験豊富で結果を出している人でないと結果に大きな差が生まれます。その差は数千、数万レベルではなく、長い目で見れば何十〜何千万円もの差が生まれます。ですので、専門家選びは注意してください。

ステップ3:CHECK(確認)で問題点を見つける

CHECK(確認)する際に何より重要なのは、見る目がある点です。

広告のパフォーマンスをチェックして、どこに問題があるのかを見抜けなければ、そもそも改善しようがありません。

広告の全体像だけでなく、細部に渡って役割を把握し、数字から良し悪しを見抜けなければなりません。

これができる人材は広告の専門家でないとまず無理と言って良いかと思います。

ステップ4:ACT(改善)で問題を改善し、さらにパフォーマンスを高める

CHECK(確認)で問題を見つけたら、その問題をどうすれば改善できるか具体的な策を練らなければなりません。

うまくいっているところを生かしつつ、問題があるところだけを改善できるようにしていくのもやはり、プロの領域です。

まずは、専門家のアドバイスに従っておくのが無難と言えます。

DO(行動)の部分だけを業者に依頼していたら結果を出せない

このように、PDCAサイクルでは専門家のサポートが必要不可欠なため、定期的な打ち合わせがとても大切になってきます。

従来型の業者はこの重要なPDCAサイクルを行わず、DO(行動)の部分だけをサポートしています。

これでは、PDCAサイクルを回せないため、結果を出せなくて当然なのです。

本当に結果を出したいと思われているのでしたら、言われた通りにやる業者ではなく、結果を出すためのPLANを立てて、その通りにDO(行動)し、CHECK(確認)で問題点を見つけてACT(改善)するまでトータルでサポートしてくれる専門家を見つけるのがベストです。

この一連の流れを行い続けていれば、例え、最初は結果を出せなかったとしても、いつかは結果に結びつきます。

継続的な打ち合わせで費用対効果の高い広告運用ができるようになれば、あなたの会社はもう求人に悩まされることはなくなります。

根本的な原因を解決するためにもまずは質の高いPDCAサイクルを効率よく回すことを目指されてはいかがでしょうか。