求人広告を作っていく際に、最も重要な部分はどこかと言うと求人キャッチコピーになります。
なぜなら、「応募が入るかどうか」や「どんな求職者が反応するか」は求人キャッチコピーで伝える内容次第だからです。
最も力を入れて取り組むべき部分なので、この記事では、応募が集まる効果的な求人キャッチコピーの書き方を解説していきます。
求人キャッチコピーとは?
そもそも求人キャッチコピーとは何なのか?がわからないと話が進みませんので、まずは求人キャッチコピーを定義付けたいと思います。
キャッチコピーとは、広告の本文(ボディコピー)に引き込むためにインパクトを持たせたコピーのことです。
どのような見え方になるのか、いくつか有名どころの媒体を使って説明していきます。
indeedの場合
リスティング広告の場合
一般的な求人媒体の場合
ホームページの場合
このように赤い線をつけている部分が求人キャッチコピーに該当するのではないかと僕は定義付けました。
なぜ、求人キャッチコピーは重要なのか?
求人キャッチコピーに魅力がなければ誰にも見てもらえないから
求人情報を見てもらうには、求人キャッチコピーで注意を引けなければなりません。
求職者の注意を引くことができなければ、誰にも見てもらえないということです。
1人でも多く応募を獲得したいのであれば、多くの求職者の注意を引けるように、求人キャッチコピーをいろいろと検討する必要があります。
見てもらいたい求職者を振り分けることもできるから
求人キャッチコピーを作る際には、会社のコンセプトを入れて作ることが多いです。
例えば、「働きやすい会社」とか「高待遇の会社」とか「50代に最適な会社」など求人情報のコンセプトを入れることによって、見てもらいたい求職者を振り分けることができます。
これで、求人情報にマッチした求職者を呼び込むことができるので、応募に繋がりやすくなるということです。
このように、「多くの求職者に見てもらう役割」と「欲しい求職者を呼び込む役割」を求人キャッチコピーは担っていますので、ものすごく重要ということになります。
求人キャッチコピーの役割は応募に繋げることではなく、求人情報を読ませること
採用ホームページにしても、ホームページにアクセスした時のファーストビューで注意を引けなければすぐ別なページに飛んでしまいますよね。
つまり、求人キャッチコピーの役割というのは応募に繋げることではありません。
求人情報を読ませる事が役割になります。
応募に繋げる「流れを作る」役割でもある
しかも、欲しい求職者がアクセスしてくるように会社のコンセプトをキャッチコピーの中に入れていますので、そのコンセプトを受け入れてくれれば、スムーズに求人情報を読み進めてもらえるようになります。
順番通りに情報をロジカルにつなげていくことで、自然と最後の応募まで繋がる流れを作ることができるようになるわけです。
もし、入り口がダメだったら、最後まで繋がらないですからね。
入り口である求人キャッチコピーで伝える内容はとても重要になるわけです。
求人キャッチコピーを育てるとどうなるのか?
でも、この求人キャッチコピーに力を入れて取り組み、複数の案を検証して反応の取れる求人キャッチコピーに育てている会社はとても少ないです。
ほとんどの会社は求人広告会社に丸投げで出された原稿をチェックして、深く考えずに同じような求人キャッチコピーをずっと使い続けている状況です。
求人難の時代を生き残っていきたいと思われているのであれば、最も重要な求人キャッチコピーは絶対に検証して育てていくべきです。
求人キャッチコピーの改善で成果は数倍変わる
では、求人キャッチコピーを検証していくと、どのくらい成果が変わるのかをご紹介します。
僕の場合は、最初の段階から結構反応のとれるキャッチコピーを作るので、あまり参考にならないかもしれませんが、それでも、最初のアイデアから複数の検証を繰り返して2倍〜3倍反応がアップするのは、当たり前です。
最大で7倍近く高まった例もありますので、ものすごい差がつきます。7倍の成果って言ったら7倍の求職者に見てもらえるということですからね。
しかも、育てた求人キャッチコピーが効果があるのは一つの媒体だけではありません。
他の媒体に流用することで、同じような効果が得られますので、トータルの成果をグンと底上げできるようになります。
最も効果的な求人キャッチコピーの書き方
それでは、最も効果的な求人キャッチコピーをどのように書いていけば良いかをお伝えします。
求人方法は世の中にいろいろありますけども、最も簡単に短期間で求人キャッチコピーを育てていくには、リスティング広告(Google広告・Yahooプロモーション広告)を使うしかありません。
なぜかと言うと管理画面の中で求人キャッチコピーを複数検証できるツールはリスティング広告だけだからです。
indeedや他の求人媒体ではこのようなことは一切できません。
求人キャッチコピーの改善方法の具体事例
この辺の違いは動画でわかりやすく伝えているので、動画を参照してください。6分20秒ぐらいから見られます。
このような方法は求人関連業者からは提案されないやり方
今回ご紹介した方法は、すごく成果の出るやり方なのですが、求人関連業者からは全く提案されません。
どの業者も大抵求人媒体と提携していますので、リスティング広告を売り込んでくることはないんですね。
この辺の詳しいことは書籍に詳しく載っていますので、もし、深く学びたい方はご覧になってみてください。