最も費用対効果の高い求人を行えるインターネット広告とは?

リスティング広告

今の時代はたとえしっかり採用サイトを作ったとしてもそれだけでは応募は得られません。

応募を獲得するためには採用サイトを宣伝する必要があります。

現段階で最も費用対効果の高い宣伝手法がインターネット上に広告を出すことのできるリスティング広告です。

でも、そもそも

  • インターネットの広告って何なの?
  • どのように広告が表示されるの?
  • いくらかかるの?
  • 実態がよくわからないものにお金は払えない。
  • そもそもどのくらい効果的なの?

などと良く質問されますので、ここではリスティング広告について詳しくご紹介していきます。

最も費用対効果の高いリスティング広告とは?

リスティング広告はGoogleとYahooが提供しているサービスでキーワード検索した時に、上部と下部に広告が表示されるようになっています。

パソコンを使ってYahooで検索する場合は、サイド部分にも広告が表示されます。

求職者がチェックする媒体はインターネットがメインのため、リスティング広告が非常に効果的

キーワード検索した時に広告が表示されたとしても、本当に効果的なの?

と疑問を感じる方もいらっしゃるでしょう。

普段あまりインターネットを利用しない方であれば、イメージするのは難しいかもしれません。

でも、何か調べ物する時にインターネットで情報収集する人がたくさんいる事は事実です。

そして、その際に主に利用するのが検索エンジンによるキーワード検索です。

リスティング広告が仕事探しに利用されている統計

当然、仕事探しをする時にだって、キーワード検索する人はたくさんいます。

実際、厚生労働省の調査によりますと、約60%の人がインターネットで仕事を探して、残りの40%の人がフリーペーパーで仕事を探し、約25%の人がネットとフリーペーパーを併用している事が分かっています。

特に今の若者は子供の頃からインターネットが身近にあり、生活の一部になっていますので、今後はもっとインターネットで仕事探しをする比率は増えていくでしょう。

つまり、仕事探しで最も使う媒体は紙媒体ではなく、インターネットになっている。

だから、インターネットに広告を出すと多くの求職者の目に触れるようになるため、効果が高まるという事です。

リスティング広告はどのように広告が表示されるのか?

では、どのように広告が表示されるのかと言いますと、例えば、美容師さんが仕事探しをする際には、「美容師 求人」で検索することが多いですよね。

検索している美容師さんの気持ちとしては、職場の雰囲気が良くて一生働き続けたいと思えるやりがいのある職場を求めていたとします。

そんな思いを抱きながら美容師さんが検索していると想像してみてください。

そして、このような広告文がパソコンかスマホの広告欄に表示されるのです。

働きやすさ重視の美容師求人なら210 名の理・美容師さんに愛されてます。
一生働ける仕事と仲間がココで見つかる。

思わずクリックすると思いませんか?

そう、つまり、リスティング広告というのは、検索したキーワードに連動して広告を表示させられるサービスという事になります。

どのキーワードで広告を表示させるかを決めるのは広告主が自由に決められます。

ですから、あなたの会社が求めている求職者が検索すると思われるキーワードのみに絞り込んで広告を出せるため、広告費は1円も無駄にしないで済むようになります。

人は売り込まれるのを嫌うが、求人に関しては別もの

なぜ、キーワード検索時に魅力的な広告文で広告が表示されていると思わずクリックしてしまうかと言いますと、情報を探し求めている真っ最中だからです。

何も求めていない時に売り込まれたとしたら、大抵の人は嫌がりますよね。

新聞や宗教などの勧誘はしょっちゅうアポなし訪問で売り込みに来ますので、迷惑だから無視したり、きつい口調で追い返したりする事がありますが、それはきっと僕だけではなく多くの人が体験している事かと思います。

このように売り込みに対して多くの人は抵抗があるため、リスティング広告を知っている人は、広告欄に表示されているホームページは見ない人も多いです。

大体50%の人は広告欄に表示されているホームページを見ないそうです。結構高い割合ですよね。

それだけ売り込みに対して強い抵抗感があるという事になります。

求人の場合、売り込まれるのを嫌がるどころか多くの情報を求められる

でも、求人の場合、仕事先を探している訳ですから、そもそも、売り込まれるとは思わないでしょうし、逆に魅力的な会社であれば、どんな会社かガンガン情報提供して欲しいと思う人がほとんどではないかと思うのです。

それに、広告を出せるという事は、経営が安定しているからと判断されるでしょうし、インターネットに広告を出しているという事は、世の中の変化に柔軟に対応できる会社でドンドン新しい事にチャンレンジできる面白い会社だろうな。

と僕だったら感じますので、かなり良い印象を持たれるのではないかと思います。

求人サイトと同じポジションで勝負でき、競合他社と比較されなくなる

このような理由から、実は中堅〜大手の求人サイトはどこも、このリスティング広告を行っています

目的としては、求人サイトに掲載している特定の会社を宣伝するのではなく、求人サイト自体を宣伝するためにリスティング広告を活用しています。

求職者の流れとしては、

  1. 求人関連のキーワードで検索し「求人サイト」に訪れる。
  2. その後、求人サイト内に「掲載されている会社の求人情報をチェック」する。
  3. そして、気に入った会社があれば、「応募する」

といった流れです。

勘の良い方は気づかれたかと思うのですが、これはどういう事かと言いますと、求人サイトに掲載している会社から貰っているお金で求人サイトはリスティング広告を運用し、自社のサービスを宣伝して、クライアントを獲得していると言っても過言ではないという事です。

百聞は一見に如かずですので、あなたの業界に合わせてネット検索してみてください。

  • 美容師を募集するのであれば「美容師 求人」
  • ドライバーであれば「ドライバー 求人」
  • 介護であれば「介護 求人」

などですね。

リスティング広告の欄にたくさんの求人サイトが表示されたのを確認できたかと思います。

そして、あなたの会社の求人専用ホームページを紹介する広告文がリスティング広告の欄に表示される事をイメージしてみてください。

求人サイトに掲載している会社は、求人サイトに掲載している競合他社と比較検討された上で選ばれるのに、あなたの会社は求人サイトと比較検討されるようになります。

つまり、求職者が仕事探しを検討する最初の入り口の時点で競合他社に大きな差をつけられるという事です。

これがどれだけのインパクトがあるかイメージできるでしょうか?

人はシンプルに分かりやすく誘導される事を望んでいる

今の時代はインターネットの普及でとても便利になりましたが、情報量が多すぎて、どの情報が自分に適しているのかを見つけ出すのが難しくもなりました。

ネット検索をすればいくらでも情報を取得できます。

でも、情報量が増えれば増えるほど、情報を処理するのは大変になります。

脳が疲れてしまい、考える事を放棄してしまいがちになる人も多いです。

つまり、ほとんどの人はシンプルに分かりやすく誘導してもらうのを望んでいるという事です。

グーグルの調査によりますと、一つのカテゴリーで検討するブランドの数は1〜3つの中から決めている人がほとんどである事が分かっています。

ですから、インターネットで仕事探しをした時、自分が求めている仕事ができる会社がすぐに見つかれば、たとえ、大企業でなくても、知名度がなくても、特別待遇が良くなくても、第一候補として検討してもらえるようになる確率が一気に高まるという事です。

リスティング広告を使わない場合はどうなるのか?

逆に求人誌や求人サイトのようにたくさんの会社の中の一つとして扱われ、掲載している情報量も少なく、サイズも小さければ、見つけてもらえるかどうかも怪しくなり、検討さえしてもらえなくなる確率が高まるのも容易に想像できるでしょう。

求職者の全体の約60%は仕事探しにインターネットを使う事が分かっています。

そして、その求職者が最初にとる行動の大半は「ネット検索」です。

求職者が最初に行動する「ネット検索」時に魅力的な広告文で広告を表示させ、クリックしてもらって求人専用ホームページを見てもらえれば、他の会社と比較検討される前に会社の存在をしっかりアピールできます。

2016 年の時点ではまだ多くの会社はリスティング広告を求人に活用していません。

地方に行けば行くほど、全くやっていないと言っても良いぐらいです。

ですから、リスティング広告を行うだけで、求職者から注目される会社となり、競合他社に圧倒的な差を付ける事ができます

他の会社と比べて給料が安いからとか、休みが少ないからなどの理由で応募が来ないと決めつけている会社は多いのですが、現在考えられる最も効果的な手法を使ってみた上で判断しても遅くはありません。

応募がこない理由は、ただ単に会社の存在が伝わっていないだけの可能性もあります。

実際、僕がお手伝いした会社は、競合他社と比べて待遇が劣っていたとしても、会社の強みを見つけ出してリスティング広告を行い、十分な応募を獲得できるようになっています。待遇が良ければ、市場を独占する事だって可能です。

会社の内部に大きな変化を起こす事は規模が大きくなればなるほど、大変になってきますので、まずは、ちゃんと求職者に伝わる広告を出せているかどうかのチェックをしてみる事をオススメいたします。