警備員の深刻な人手不足 90%超の警備業者が嘆く理由とその解決策

警備業の人手不足-東京の有効求人倍率99.9倍

2017年9〜11月に警察庁が民間の警備業者485社に調査したところ、90%以上の警備業者が人手不足を感じていることがわかりました。業務内容別に分けると以下の通りです。

警備業90%以上人手不足の現状

2018/4/19 夕刊 東京新聞に掲載

  1. 交通誘導警備:96.5%
  2. イベント会場などの雑踏警備:94.5%
  3. 空港の手荷物検査など空港保安警備:83.4%
  4. ビルなどで警戒をする施設警備:81.9%

さらに、警備業の有効求人倍率をチェックしてみると、2018年で8倍ぐらい。でもこれは、日本全国の数字。エリアによって状況は大きく変わります。都心に絞って算出すると、有効求人倍率は一気に跳ね上がり、なんと、東京都内の交通誘導警備の有効求人倍率、99.9になります!

交通誘導員の都心の有効求人倍率は99.9倍

2017/07/31 東洋経済onlineに掲載

100社で1人の求職者を奪い合っている状態。これでは普通の求人方法で人集めなんてできるわけありません。会社によっては、警備員を確保できず、工事中止になる現場もあるとのこと。

でも、なぜ、こんなにも警備業界は人手不足なのか?そして、どうすればこの厳しい状況の中、人集めすることができるのか?実際に成果を出している実例もご紹介いたします。何をやっても成果を出せないとお困りであれば、ここで紹介する方法に取り組むことで解決できるかもしれません。ぜひ、最後までご覧になってみてください。

警備業が人手不足に陥っている6つの理由

理由1:警備の需要が多いから

警備員は街に出かけると見ない日はないぐらい至るところで見かけます。

屋外の警備でよく見かけるのは交通誘導の警備。工事現場や建設現場には警備員いますし、大型の駐車場にもいます。屋内では大型のオフィスビル、空港、商業施設、遊園地など犯罪を防ぐために巡回している警備員を見かけます。他にも現金輸送時やボディーガードなど警備員が活躍する場はたくさんあります。危険なところや人が集まるところ、犯罪が起こる可能性のあるところには必ず警備員が必要になるのですから、今後も需要が少なくなることはあり得ません。

さらに今後は、2020年の東京オリンピック、2025年に大阪万博と大イベントが続くのですから、警備員の需要が今より増えることは確実です。現時点でも供給が追いつかない状態なのに、今後どうなってしまうのか、国を上げて対策すべき問題かと思います。

理由2:体力と忍耐が必要なキツイ労働環境だから

それでも警備の仕事に魅力を感じ、やりたい!と思う人がいれば、自然と人は集まると思います。でも、世間が抱く警備の仕事に対するイメージは残念ながら悪いです。

警備員の仕事は基本、長時間立ちっぱなしなので、体力が必要です。工事現場での警備であれば、危険が伴いますし、現場の作業員さんからキツイ言葉を投げかけられることもあります。

体力だけでなく、精神的にもキツイので忍耐が必要な仕事です。

理由3:女性が働きにくい環境だから

また夜勤があったり、休憩する場所がないなどの問題で女性が働きにくい環境であることも事実です。

実際は女性の警備員も活躍していますが、女性が仕事探しをする際に警備員を検討する方が少ないのは、人手不足の要因の一つとして考えれるかと思います。

理由4:警備員の収入は平均の2/3以下で将来性が見込めないから

全職種の残業を除いた給与額の平均は304,000円ですが、警備員は199,200円に過ぎません。つまり、警備員の収入は世の中の平均の2/3以下であるということ。

勤続年数を重ねても警備員の給与が増えないのであれば、若い人にはなかなか選ばれなくなります。

20歳前半で警備業の会社に入社した際には、同年代とそんなに収入の差が無くても、5年~10年、それ以上の年月が経過すると大きな差が付いてしまうということです。

警備員が高齢の方ばかりだというのは、当然と言えます。

理由5:月平均の労働時間は意外と多いから

厚生労働省が平成28年に発表した「賃金構造基本統計調査」の情報をシェアします。

月平均の労働時間が全産業平均の177時間に対して、警備員は196時間となっています。

つまり、収入が平均の2/3以下にも関わらず労働時間が長いということです。

理由6:悪いイメージが定着してるから

このような理由から、警備員の仕事は世間から底辺の仕事だと思われているようです。

平均年齢5060歳の年配の方がやってるイメージがあり、なんとなくダサいと思われていたり、「キツい、汚い、給料安い」と思われているから余計寄り付かなくなっているということです。

まさに負のサイクルにハマっています。

ここから抜け出すには業界全体で抜本的な改革を行う必要があるのかもしれません。

激しい求人難の中、安定的に人集めしている警備会社の実例

これだけ悪い要素が揃っていると、人集めは困難を極めるでしょう。

でも、私のクライアントは毎月安定的に人集めに成功しています。

ほぼゼロからのスタートで、しかもそこまで競合他社と大きな違いがない状態で警備事業をスタートしましたが、月日が経つごとに人が増えていき、どんどん規模を拡大しています。

では、一体何をやったのか?ポイントは2つです。

ポイント1:ターゲットの絞り込み

まず、募集する求職者を高齢者に絞り込みました。

警備員の仕事は若者や女性にとってはあまり適した仕事ではありません。でも、50歳を超えた男性で特定の欲求を持っている方には最適であることが分かりました。

どんな人でも気張らずに始められて、ノルマなども無く、定時にあがれる仕事です。

年下にこき使われながら新しく何かを始めるのは多大なストレスですが、警備員の仕事であれば、ストレス少なく仕事を続けられます

いっぱい稼ぎたいのであれば、入れば入った分だけ稼げるので非常にシンプルです。

このようなメリットに気づいていない方も多いので、しっかりと警備員の良さを高齢の方にアピールしていけば、応募を集めることができます。

しかも、未経験OKですから、アプローチできる求職者はたくさんいます

女性も若者も誰でも良いからでは伝わりませんが、高齢者に絞り込むことで警備員の仕事の良さが伝わり、応募に繋げられています。

ポイント2:求人媒体を使わない方法で求人を出す

このターゲットの絞り込みに関してはやっている警備会社もあるかと思います。でも、おそらく思ったような成果に繋げられていないでしょう。

なぜかというと、求人媒体を使って募集しているからです。

今の求人市場は人口減少で求職者の数が減り、求人媒体の多様化で一つ一つの媒体をチェックする求職者の数が激減しています。

さらに、求人掲載する企業の数はとても増えているので、その中から選ばれるというのは至難の技です。東京の場合は99.9倍の有効求人倍率と言われていますから、選ばれるとしたら、よく名前が知られている会社は他社よりも圧倒的に条件の良い会社でしょう。

普通の条件で名前が知られていなければ、とても応募は集まりません。

ですから、いくらターゲットを絞り込んだとしても、昔ながらの求人方法ではまず無理です。

競合他社との差別化を図り、お金をかえずに目立つ場所に広告掲載するには、求人媒体に掲載するのではなく、求人媒体を使わない新しい求人方法に取り組む必要があります

ターゲットを絞り込んで差別化を図り、求人を出す方法でも差別化を図るからこそ、99.9倍と言われる有効求人倍率でも大きな成果を出すことができています。

詳しくは以下の書籍をご覧になってみてください。

30 件のコメント

  • 給料が悪いと言って実際は給料が良かったりする業界多いからなぁ
    逆によく言ってるが凄く悪いのがITと聞くが、実際はどうなのだろうか

  • 会社によって、待遇はかなりの開きがある。
    大手のTK社は、待遇は良いし、祝い金も高い。
    中堅のTS社は、待遇はTK斜より落ちるが、賞与がある。
    両社とも、有給があるようだ。

    最近よく見かける、土木会社が親会社のA社は、ダントツに待遇が良い。

    それと、警備会社により、保険加入が厳しかったり甘かったりする。
    また、連絡先にこだわる会社もある。

    色々と調べて入るのが良い。

    それと、二級は、個人でとるのが一番良いと思う。調べれば、NPO法人が検索できる。

    • 2級資格所有者ですが、大阪では日給12000円、月に25日日勤だけでも30万ありますよ。

      月に2〜3回夜勤又は日曜出勤して軽く30は毎月貰います。

    • 渥美警備保障ですね
      断トツ破格な、待遇
      関東エリア
      資格なし13000円
      二級15000円

      渥美組4300人のなせる業ですか?

  • 嘘こけお前ら、わたしゃね現任ですよ金は安いよ、時間は長いし労基には嘘をつけとかイッパイあるぞ。
    そりゃあ人手不足にもなる、一昨日社長から電話で、、、人いませんか?

  • 実際は給料は非常に安いです。
    警備員にならない方がいいですよ。
    私も金輪際もう二度と、警備員は絶対にしません。

  • 交通誘導警備(2号警備)は、体を壊すだけ。警備会社は、見積の半分以上ピンハネ(利益を得る為警備員には反映されない。冬は、寒さに凍え、夏は、暑さで衰弱。いわゆる日雇い人夫扱い、それ以上悪いかもしれない。何せ現場の作業員でさえ見下し勝手な指示するばかりか怒鳴る等最低の仕事、会社は、次の日雇いの仕事をもらいたくて見て見ぬふり、求人にあっては、誇大広告、誰でも出来る楽、高時給、週一日OK有り得ない求人誰しも可笑しいと思うでしょう。何故集まらないと言われるが、こんな仕事選ぶ人よく考えた方がいいです。限界に安いきつい警備会社のために仕事するわけでないので、まだ介護職やそれに伴う送迎、清掃業務の方が保障され、体まもずーっと楽だと思います。警備したければ、1号(施設).3号(輸送)を選ぶべき、いつ辞めてもいいと思いでやるなら最初からやっては駄目、無駄な時間と体を壊すだけにとどまらず、将来性なく生活にも困りますよ!

  • 警備員を2年やってました
    何のスキルも身に付かないし、給料も上がりませんでした

    最近は残業を減らすように姑息な工夫をしているので、残業をして稼ぐという方法ももう出来ません

    お金は貯まらない、スキルは身に付かない、拘束時間はやたら長い
    若いうちからこの業界に入ると本当に時間を無駄にします
    絶対にオススメしません

  • 私も20代から交通、雑踏、施設の警備をバイト、正社員含め何社か働きました。
    他の方がおっしゃるとおり、警備業界は体力勝負でキツいです。
    交通警備はバイトで2年ほどやりましたが、確かに夏は暑く、冬は寒い。交通量が多いとこは車にクラクション鳴らされて文句言われるし、一般の客、暴走族、変人にも見下され、ボロッカス扱いされましたよ。
    でも、1人勤務で人間関係楽だったり、休憩時間も多かったり、本読んだりする時間もあったので、デメリットばかりではなかったです。施設では銀行や工事の立ち合いとかが比較的マシでした。商業施設やイベント系はやはり変子な奴を相手するのがキツいかな。
    若い人たちは大手でない限り、目指さないほうがいい業界です。特に若いうちから警備で長年働いている人って癖のある奴多かったし。定年で別業界を経験してから入ってきた人たちは比較的いい人が多かったです。

  • 会社によるとしか……
    有給は完全消化(年間20日)出来るがボーナスは無い。
    私の様に2級検定持ち、司導教持ち(1号・2号)、機械警備管理者で年間400万位かな(現在50歳)。自前の個人会社を経営しながらだから気ままに生活できるけど警備単独だと人生詰みますよ。士業資格を目指してやるなら良いかもしれない。社会の最底辺とはどんな場所か知りたいならお勧めします(笑)

  • 警備会社の者です。たしかに、軽視されている仕事には間違いないと思いますし
    風潮被害で、人が集まっていない業界の最たるものでしょう。
    ですが、警備会社によって、経営者、管理職の方がしっかりとしていれば
    違うの業界と殆ど変わらない、労働条件で働けますよ。
    警備会社、警備員でもやってみよういう方は、面接の際に、経営者や管理職の方が
    警察官や自衛官以外の異業種の出身の方が多い方がよいでしょう。
    そういう警備会社は上司も警備会社ぽくなく、色々な意味での
    勉強もできると思います。

  • 警備会社の者です。従業員の2/3以上が勤続年数10年以上です。
    同業者と比較した場合、当社は割と待遇等良いかと思います。おかげで辞めていく人が少ないので本当に助かっていますが、求人を出しても電話一本なりません。涙
    まずは、興味を持ってもらって連絡頂ければと頭を悩ませています。
    何が原因なのでしょう?
    悲しいです。

  • 警備経験者(施設、誘導)有名大手警備会社経験者
    結論から言えば警備業界だけで見るからでしょう。

    ▼人材の動向を見るべき
    ・まず警備業界だけでなく他の業界も見るべきでしょう。
     もっと高待遇で、CMもバンバン流している企業でさえ人手不足で常に求人を
     掲載しています。人材の動向をまず見なければ話しになりません。
     最近ではどの業界も人手不足が多く、求人も毎日数百件新規掲載されています。
     人を獲得するために、様々な働き方や待遇考えている企業は常に人材を確保しています。
     様々な業界が未経験素人でも年寄りでも人を取り合っているのが現状なのです。
     
    ▼会社の環境なんかはすぐにわかってしまう
    ・今では会社名やその子会社なんかの環境や仕事の詳細、待遇など求人掲載されていない
     情報なんかも経験者が匿名でネットに掲載している為、わざわざ応募して仕事の経験を
     しなくてもすぐわかります。
     特にネガティブは目立ちますので、少しでも評判が悪ければ応募も気軽にしようとは
     思わないでしょう。

    ▼警備業界よりも高待遇な案件は山のようにある
    今ではもっと簡単な仕事(倉庫整理、パソコン入力のみ)で時給1700以上8時間拘束の高待遇
    の求人や、求人が大量に毎日新規掲載されているから仕事は選び放題。
    最近は流行りのウーバー等デリバリー職の需要が高く、稼げる&拘束時間皆無&ストレス無で
    特に自分が仕事したい時間だけ仕事が出来るシステムと、人と関わる部分も商品受け渡しの時だけでストレスほぼフリーという気軽な職で、昔ながらの日雇いやダブルワークにありがちな夜勤、長時間拘束、肉体労働とは無縁で若者も年配もそちらにシフトしてます。
    給与もすぐ振り込まれるので、もはやダブルワークとしても最適。
    私も警備やめて素人から事務系派遣やりはじめましたが、残業は月10H程度で月給35は超え
    同僚との仲も良好だし、警備を早々に辞めてよかったと思います。
    余裕も出来たので、休みの日には2時間位デリバリーして美味い飯を食べたり日帰り温泉等に行くのが日課になりました。

    ▼最近は特に派遣が見直されてて一気に待遇に変化が
    派遣も昔は見下されている傾向は昔ありましたが、最近は毎年のように見直されて
    給与も待遇も、もう正社員と変わらない位に良いだけでなく、むしろ正社員程の責任を負わず特に人との関わる点でセクハラパワハラなんかも厳しく見られている為、怒鳴りや暴言なんか言えば速攻で叩かれる時代、もうどこ行ってもお客様扱いで皆怖い位親切になってるのが
    現状で常に応募倍率もほぼ100倍近く&求職者が絶えない現状。
    要するに人とのトラブル関係が極端に少なくなっている為、ストレスが低くなっている。
    唯一の欠点は、応募倍率くらい。

    ▼昔から変わらない警備業界の闇の一部
    ・時給と拘束時間を一度計算すればいかに安いかがわかる
    ・同僚には癖が強く、いきなりキレる輩等と高確率で遭遇する
    ・近所の通行人や客にも癖の強いクレーマーと遭遇する確率が高い
    ・現場によっては、すごい先輩風吹かしてくる癖に何も指導せずいびる輩もいる
    ・事故に巻き込まれる可能性も十分あるし、責任追及される可能性も高い。※特に工事&車
    ・特に現場を改善しようと努力している企業をみた事がない。※有名大手除く
    要するに将来と金と人のデメリット&リスクがめちゃ高いのに給金も待遇も皆無な
    仕事だって事。普通の人が警備を選ばない理由、ちょっと考えればすぐにわかると思う。
    社会貢献度が高いと謳っている企業程、思考も概念もヤバイ。

    • 物凄い適確な分析で脱帽しました。
      ビルメンテナンス会社でめちゃ楽な一人勤務の機械警備をやった後、味をしめたので気軽な気持ちで他の会社で繋ぎの交通誘導に今年応募したが夏の炎天下で日焼けしまくって熱中症になりかけながら国道の日曜日の商業施設駐車場で車がアホみたいに出入りしまくり一台一台に大声で声掛けして声もっと出せとか言われるわ、珍しい癖が強い人が先輩に多いのでわざわざ仕事を難しくして追い込んできた挙げ句、怒号や酷い暴言、罵声浴びるわ他の隊員へのエコひいきは酷いわであまりにクソ過ぎて辞める者です。最近では工事現場の10tダンプに社員が轢き殺されました。もう二度としません。

  • 来る者拒まず。
    たとえ相手が新人だろうと、たいした研修期間もなく現場に突っ込んで、強制的に実地教育で仕事を覚えさせる放任育成。
    いったいどこの職人気質なんだか。

    そんな事ばかりをしているせいか、仕事を教える側も嫌気がさして「秒速で怒鳴る」「無線でグチグチと口を挟む」「明らかに全体のミスだった場合でも、すべてを新人のせいにする」などなど。

    基本、ろくな人材が居ないので、まともな新人育成がなり立つわけもない。
    むしろマトモな人間ほど、すぐに辞めていくのかデフォルトですらある。
    そのうえ給料も安い仕事に、人が居着くと思っている点がかなり滑稽で面白い。
    もっと他にマシな仕事はいくらでもある。

    職人のような手に職をつけられるような大層なメリットもないのに、まともな研修期間を惜しんでいるから人がいつかないことに気付いたほうがいい。

  • 交通警備をやってます。とりあえず人の形をしていれば採用してもらえるようです。周りはほぼ男性で、良い人もちらほらいますが、超がつく程クソが多いです。女だからと見下している輩も多いですよ。訴えたろか!!あれでは結婚どころか恋人だって出来ませんよ。私?入社してほどなく先輩に見初められ、結婚して幸せにしております。

  • 交通誘導警備業務は春夏秋冬どの現場においても、過酷な環境です。特に雨の日は最悪。
    天候によっていきなり中止とかもざらにある。特に雪の多い地域ではあまりお勧めしない。
    ではなぜこんなにも過酷な業務が会社にあるのかそれは簡単。会社側が楽して金儲けしたいから決められた分を決まった日に必ず建築・建設系の会社が振り込んでくれるからである。それと工事は今この時間も必ずどこかであるから。
    この業務だけはおそらくここ数十年は無くならない。

  • まずは営業がきちんと単価を取る事。警備業界で【〇〇円以下では引き受けない】とした協定を決めましょう!そして働く人に一人当たりの契約は〇〇円だから時給〇〇円です、と明確に謳いましょう。私が働く警備会社はおそらく普通の警備会社の倍以上の給与です。従業員が会社と話し合いクライアントの理解を得た結果です。結構警備会社がピンハネしているパターンが多いと思います。

  • 最近辞めた人間です。

    業界には10年程。企業·病院常駐やブティック保安、臨時的なものまで経験しました。一時的には良い思いもしましたが人生の糧になったかというと、、

    業界ではトップの直系傘下の会社でしたので最低限のボーナスもあり有給もとれました、保険関係も悪くはないですね。至極当たり前のことなんですがね、、

    書かれている通り拘束時間に対して手取りが明らかに低いです。夜勤が続くと思考が鈍くなっていくのでそれなりにもらえていると錯覚するのでしょう。

    最大のデメリットは派遣される場所に当たりはずれがあるということ、ギャンブル性がありまるでカイジの世界です。はずれをひいてしまったまともな先輩方、同期は皆去りました、貴重な女性隊員も遠ざかります。まあ私も最後ははずれをひいてしまったわけです。
    「はずれ」は長期間の拘束により思考を著しく奪われた動物たちの溜まり場、大人としての常識は通じずまともに会話すら成り立たないことも。盗人もいて低レベルな小競り合いやいじめなどで毎日を無駄に過ごす愚者が過半数をしめます。
    人間性に問題ありなので綺麗な職場が保てるわけもなく寝床はダニ天国。女性がよりつくわけありませんね、最低ラインの清潔感すら保てないんだから。

    食いぶちをつないでとりあえず生きるだけなら選択してもいいのではないでしょうか。
    唯一のメリット、清潔感があって愛想よくしてれば女性との接点はいくらでも増やせます、努力次第です。

    最後に下っぱを動かす上にいる方々に言いたい。
    雇うなら「人間」が働ける場を提供しろ。それができないなら馬鹿の一つ覚えに求人だしてないでさっさとたため。

    まだまだ書けるけどとりあえず以上です。

  • 前回投稿人より一年以上経ってますが、見てる人がいるかわかりませんが、参考になりましたら幸いです。
    常駐警備歴五年になる50代の男です。
    確かに給料は安い。
    正社員であるにも関わらず手取り15万弱です。
    地方というのもありますが、こんなものかなと思ってます。
    ボーナスは夏冬あります。 
    夏は15万.冬は20万程です。
    これももらえるだけありがたいと思ってます。
    常駐なので雇い主は病院。
    病院の先生、看護師たちは見下しているのかずいぶん若い人たちもこちらから挨拶しても無視されることが多いです。
    最初のうちはカチンときてましてが、最近は慣れてきました。
    見下しているというか挨拶をさほど重要視していないようです。
    それでも挨拶は必ずしています。
    業務もさほど重労働ではなく夜勤一回に巡回が二度程です。
    火災報知器の誤報も病院は子供が居ないのでほとんどありません。
    拘束時間は長いですが、その分休みも多いです。
    祝日が絡む週は1週間に2日しか出勤しない週もざらです。
    時間を持て余すぐらいです。
    1番の問題点はこれらではなく同僚にあります。
    6人のシフト勤務で2人1組で組まれるのですが、70歳前後の方ばかりでまず共通の話題がありません。
    はっきり物を言うので自分の興味があることにしか関心を示さないです。
    趣味の話をしたら興味がないとはっきり言われました。
    基本自分の話しかしません。
    昨日草刈りしてねー蛇に噛まれて大変だったよ。
    そうですかー大変ですね。
    話が続きません。
    2020年10/7日匿名さんの投稿の中にありますが、ちょっとしたことですぐ怒ります。
    これはこうですか?と聞くと
    なんとかだ!見ればわかるだろ!
    と頭ごなしに怒鳴られ機嫌を損なうものならギクシャクが下手をしたら何ヶ月も続きます。
    人の言うことを聞きません。
    これはこうでしたよと言うのですが、
    俺が見た時はこうだった。じゃ見てくるからと言い、現場を確認した後に
    俺が正しかったねー日頃の行いがいいからねー(^O^)
    と小馬鹿にしたような言い方をします。
    子供かと突っ込みたくなります。
    少し前にクビになったおじさんの代わりに入った60代の方も最初は趣味が合って大人しい方かと思いきやひとつ注意すると切れて喧嘩越しです。
    朝まで機嫌が治りませんでした。
    人の横に座ると足を組んで指をポキポキ鳴らしてロッカーの扉も電子レンジの扉もバタン!バタン!と親の仇のように閉めます。
    自分のミスは謝らないで人のミスは根掘り葉掘りずっと言います。
    このような癖の強い方々と24時間一緒に居ないといけないのが一番のストレスです。 
    自分より若い世代はこのストレスには耐えかねるのではないでしょうか?
    今の年では正社員で雇ってくれるところもないし、独身で欲しいものも出世欲もないのでこれで十分と考えています。
    同僚のおじさんの機嫌を損ねないこと。
    これが日々の課題です。

    • これは当たりの職場ですね。
      俺が体験したのは商業施設で泊まり勤務の明けの後、17時集合でまた泊まり勤務。
      明け休みがなく、週5日以上の勤務で、寝るのは3日で3時間、四日目に朝の4時頃、3分くらい寝ていたら、後でチネチネ言われて、怒鳴られる始末。
      明け休みが月に二回しかなくて、酷い職場だったよー

  • 交通誘導もキツいけど、施設警備もヤベーよ。
    日当二万円とか言って誇大広告出してるけど。現実は泊まり勤務だから、
     日勤の2日分だから、日勤2万円は、特別高いわけじゃなく、むしろ安い。
     なぜなら、泊まり勤務の仮眠時間はほとんどが四時間か、3時間しかなくて、20時間は働く。
     つまり、時給が1080円だと20800と思われがちだが、それだと残業代が出ない。つまり12時間、深夜残業代が出ないから、期間工のほうが絶対にマシ。っていうか儲かる。
    ちなみに俺は両方やってきた体験からわかった。

    それに、続けて仕事をするのは、滅茶苦茶体に負担がかかる。
     一般人の見る警備は受付で暇人のように座っているように見えるが、あれはほんの朝の短い忙しい1時間ほどの時間でしかない。その後が大変。
     施設警備はほとんどが商業施設の応募。
    それ以外はだいたいが大手企業の天下り組織。
    ねらうなら天下り組織だけど、正社員にはなれないか、なっても給料は低い。
     商業施設の警備は、朝の4時から7時までトラックの荷物の誘導から受付、8時から朝の社員と工事関係者受付が始まり、店が9時の開店には店内の巡回、万引き対応、キチガイの対応を閉店の8時までやる。1、2、時間、歩きまくる。
     夜の8時になると閉店だが、店舗内の店員はだいたいお金の締め、夜10時から12時まで残業する。それが、やっといなくなってから、ガス、水道の店舗内検索、これが、けっこう、ガスの付けたままとか、電気釜とか、揚げ物とか、電源入れっぱなしが、滅茶苦茶ある。ワザとやってんのか?とも思うくらい、あって、それを注意すると、逆ギレされて怒られる。これは道路交通誘導のクレームより恐ろしい。それがやっと終わるころ、仮眠時間だが、ほとんど2時間くらいしかない。検索が終わらないと、朝の4時の納入があるから、不眠で対応する。

  • 老婆心ながら…まず20〜30代の若い人は絶対やめときましょうね。他にいくらでも仕事はありますし、貴重な若い時をムダにするだけです。給料安い、ボー茄子なし、現場によっては休憩、着替える場所なしなんてザラですもの!小汚い制服で電車乗るのは本当に恥ずかしい、知り合いに絶対会いたくないですね!ガードマンなんてホンマにいつでもなれるので50代からでも充分かと。なんぼ若くても40代かな⁉︎

  • 今は交通で以前に施設も経験したけど、当然、キツいに違いはあるがどっちもキツいわなw
    仕事のセンス[瞬間的な状況判断等]が求められるのは交通だと思うけど、自分がいた施設は仕事にきめ細かい配慮が求められたから、合わない人には無理だと思った。
    まあ、こういう時代から仕事に困っている人は多いと思うけど、若いうちから警備はやらない方がいいかと。

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