求人情報を見ていると適当に撮っただろうと思われる手抜きの写真をかなり目にします。
おそらく、写真の重要性に気づいていない会社の求人だとは思いますが、応募を獲得したいと思うのであれば、写真の手抜きは絶対にダメです。
質の低い写真にするのはとてももったいない事です。
もし、写真に対してあまり力を入れていないのであれば、この記事をご覧いただき、意識を変えていただければ幸いです。
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動画でも話していますので、動画の方が良い方はこちら
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なぜ、写真は重要なのか?
注意を引けるのはテキストよりも写真だから
今は情報過多の時代です。インターネットでブラウザを開いてネット検索すれば、いろんな広告が表示され、ユーザーの注意を引くために色々と仕掛けています。
それだけではなく、毎日、大量のメールが届き、スマホには電話やラインが届く。さらに、様々なアプリからいろんな知らせが届くといった具合です。
常にいろんなところから情報が攻めてくるので、現代人は集中力が欠けて注意散漫な状態になっています。
こんな中、見てもらいたい情報を見てもらうのはとても難しいです。
なかなか注意を引くことのできない状態になっているということです。
特に求人市場は、人手不足で多くの会社が求人を出しています。
数多くの求人情報の中からあなたの会社の求人を見てもらわなければいけないわけですから、注意を引くのはさらに難しいです。
注意を引くために、広告で使える要素はテキストか写真(画像)です。テキストと写真どちらが注意を引けるかといったら、断然写真の方ですよね。
ですから、写真の出来次第で、求人情報を読んでもらえるかどうかが決まるということです。
テキストよりも写真の方がたくさんの情報を持っているから
それに、写真には、たくさんの情報が含まれています。
人物の写真であれば、顔の表情、ファッション、身振り手振り、背景情報などから一瞬でたくさんの情報を伝えることができます。
実際、ドイツに「一枚の写真は1000の言葉よりも多くを語る」ということわざもあるぐらいです。日本にも「百聞は一見に如かず」ということわざもありますよね。
これからの時代はさらに、情報過多が激しくなっていくことは間違いないでしょう。
そのためには、写真の質を高めることがとても重要になってくるという事になります。
プロのカメラマンに依頼すればOKということではない
このようなことを伝えると、簡単に考えて、「では、プロのカメラマンに撮ってもらえば良い!」と考える人もいますが、そう単純にはいきませんので、十分注意してください。
写真はメッセージを補助する役割
写真は、メッセージを補助するために使うべきです。
伝えたいコンセプトとかメッセージがあり、それをより魅力的によりわかりやすく伝えるために写真を活用するといった考え方です。
もし、写真の方を先に撮ってしまって、伝えたいメッセージと合わなかった場合は、一から撮り直しとなり、時間の無駄です。
ですから、最初にやるべきことは、求職者の注意を引けるメッセージを作り上げることです。
この辺の話は下の記事で書いてますので、よろしければ参考にしてみてください。
自分で撮影する場合の写真撮影のコツ
求人キャッチコピーが出来上がりましたら、次のステップは写真撮影する流れです。
プロに依頼しない場合は、社内で準備する形になりますが、今の時代はカメラの性能がかなりよくなっていますので、十分画質が綺麗な写真を撮ることが可能です。
デジカメを持っていなくても、新しめのスマホであれば問題ありません。僕はiPhone7を持っていますが、十分綺麗な写真を撮る事ができます。
一眼レフのカメラを持っているのであれば、最高ですけどね。
撮影する前に大き目の解像度に設定するのを忘れずに!
写真を撮影する前に、注意していただきたいのが画質の設定です。
最近はRetinaディスプレイといって画面解像度の高い精細なディプレイが増えてきています。
Retinaディスプレイは解像度が通常の2倍あるので、2倍の大きさの画像を用意しておかないと画質がボケるといった問題が発生します。
これを防ぐには、解像度の高い設定で写真撮影しなければなりません。
幅が1000pxでは小さすぎるので、幅が3000px以上あるように設定しておくのがベストです。
iphone7でも、3024 × 4032ありますので、最新のスマホであれば問題ないかと思います。
この設定を間違えてしまうと、撮った写真全て使えないという最悪の事態に陥りますので、事前にしっかりと確認しておくことをオススメします。
写真撮影時のコツ
写真撮影時にもいくつかコツがありますので、ご紹介します。
良い表情を撮りたい時は語りかける
人の表情はとても重要ですよね。笑顔で働いている職場と、無愛想な表情で働いている職場では受けとる印象はまったく違います。
良い表情を撮るには、ただ黙ってシャッターを切っていてもなかなか良い表情にはなりません。
コツとしては話しかけることです。何か話しながら撮るとリラックスして笑ってくれることもありますので、ぜひ、語りかけてみてください。
とにかく色んなアングルから何枚も撮る
あとは、とにかくたくさん撮ることです。
角度を変えたり、カメラの位置を縦・横変えたり、アップにしたり、引きで全身を撮ったり、撮りたいシーンごとに何十枚も撮っておけば、中には非常に良い写真が撮れている事が多いです。
それに、デザイナーさんにホームページ作成の依頼をする際にも色々な写真があると、写真を使う際に困ることがありません。
伝えているメッセージにぴったりマッチする写真をデザイナーさんが選んで良い感じのデザインに仕上げてくれます。
決め打ちで数枚しか撮らないのではなく、とにかくたくさん撮るように心がけていただければと思います。
求人の成果を出すのは、写真だけではない
求人で大きな成果を出すには、写真撮影はほんの一つのポイントにすぎません。
他にも色々と学ばなければいけない事がありますので、求人で成果を出すためのコツがわかる書籍を書かせていただきました。
以下から申込めますので、ぜひ、ご覧になってみてください。