こんにちは。スタッフソリョーションの山本です。
今回は、「警告!indeedのメリットを勘違いしてはいけない!」というテーマでお話ししていきたいと思います。
indeedは旬の芸能人を使って毎日のようにCMで見かけますが、実は、多くの人が勘違いしていることがあります。
ここに気づかないとなかなか求人の応募が入りづらくなってしまいますし、その分、広告費も無駄に失ってしまうことになるので、十分注意していただきたいなと思いまして、このテーマにしました。
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indeedの何を多くの人は、勘違いしているのか?
では、多くの人がindeedに対して勘違いしていることは何かっていうところですけども、
それは、、、
求人数が多いから便利!という考え方になります。
求人数が多くて便利だと思うのはほんの一部の人のみ。
大半の人は求人の数が多くなれば多くなるほど、不便と感じる人が多いということになります。
ほとんどの人は選択肢が増えすぎると混乱してしまうということですね。特に今は情報過多の時代ですから、その傾向はより強くなっているように感じています。
でも、indeedはどのように伝えられているか?
でも、indeedを売り込まれる際には、そんな事は言われません。
不便だとはまったく言われないんですね。
逆にこう言われます。
- 他のサイトの求人情報を一度に調べることができるので、すごく便利で多くの求職者に利用されているんですよ。
- 世界ナンバー1の求人サイトなんですよ。
と、、、
実際、ハローワークの求人もタウンワークも、はたらいくも他のメジャーな求人サイトも採用ホームページにも必要なタグを埋め込めば、indeedに表示されます。
ですから、indeedの中には、大量の求人情報が掲載されています。
SEO対策に優れているので、indeedを知らずにアクセスしている人も多くて、世界ナンバー1のアクセス数のある求人サイトである事も事実だと思います。
ただ、注意していただきたいことは、世界ナンバー1というのは、あくまでも求人サイトのカテゴリーの中での話です。
求人サイト以外で仕事探しをしている求職者もいっぱいいます。
ココにちゃんと目を向けていただければと思います。
じゃあ、どこで仕事探しをするかっていったら、
どこかわかりますか?
求人サイトよりも多くの求職者に利用されている媒体とは?
そうですね。
googleの検索エンジンなんですね。
yahooの検索エンジンでも良いですけども、要は検索エンジン経由で仕事探しをしているわけです。
いちいち、indeedなどの求人サイトにアクセスして求人情報をチェックする人ばかりではないということです。
では、実際どのぐらいの差があるのか?
アクセス数はindeedより約6.2倍Googleが多い
グーグルアナリティクスのデータをチェックしてみますと、まず、アクセス数はgoogleが2361件、indeedが380件なので、約6.2倍googleが多い事になります。
応募数はindeedより約36倍Googleが多い
応募数はgoogleが479件。indeedは13件になるので、約36倍の差が出ています。
応募につながる確率が36倍も高いということがすべてを物語っているのかな?と僕は思います。
要はindeedは応募に繋がる確率が低いわけですから、求人情報を探しづらい。
選びづらかったりするということになりますよね。
indeedの口コミも評判の悪さが目につく
実際にindeedを利用している求職者の口コミもいくつかご紹介いたします。
- indeedは求人数は多いけど無駄な情報も多い。
- キーワード検索しても、古い情報だったり、全く関係のない求人がたくさん表示される
- ページをめくっても同じ求人が何回も出てきて煩わしい。
- だから、かえって仕事を探すのに時間が掛かりました。
- やりたいことが明確に決まってないと情報が多すぎて混乱します。
といった声がありました。
要は情報量が多すぎて探しづらいって事ですね。
調べてみたら、求人数はとてつもない数がある
実際、求人数がどのぐらいあるか調べてみたんですけども、とてつもないボリュームでした。
勤務地が新宿で飲食の求人で絞り込んで調べてみたところ、、、
- タウンワークの場合:3,912件
- indeedの場合:106,074件
なんと約27倍の求人情報が掲載されているということになります。
複数のキーワードで絞り込んだとしても、数万件は表示されるので、全部チェックしきれないレベルです。
だから、非常に選びづらいんですね。
心理学者のバリー・シュワルツから学ぼう
これは、心理学者のバリーシュワルツという方も言っている事なんですけども、「選択の矛盾」という理論があるんですね。
選択における矛盾という事ですので、選択肢が多いと便利だと思われがちですが、実際はそうではないですよ!という話です。
24種類のジャムと3種類のジャム、どっちが売れるか?を検証
バリュー・シュワルツという方はそれを証明するために、面白い実験をしたんですね。
あるスーパーに試食コーナーを設けてジャムを販売。
24種類のジャムと3種類のジャムのどっちが売れるかを検証したんですね。
普通に考えれば、24種類の方がたくさんの種類の中から選べるので、自分が好きなジャムを的確に見つけ出すことができると思いますよね。
でも、実際は逆で、良く売れて、顧客満足度が高かったのは3種類の方、圧倒的な差がつきました。
3種類のジャムの方がよく売れて顧客満足度が高い理由
なぜか、理由は2つ。
1つ目の理由は選ぶ労力がかからないということ。
ジャムという商品自体、そんなに高くないので、選ぶのに労力をかけたくない。だから、3種類の方が労力がかからないので選びやすいという理由です。
重要なのは、もう一つの理由。
自分が選んだジャムに自信を持てるという理由になります。
24種類もあると、あれも良い!これも良い!と自分の判断に自信を持てないわけです。購入した後ももしかしたら他のジャムの方がよかったかなとモヤモヤとした状態なので、顧客満足度が高まらないんですね。
一方、3種類の方は絶対の自信を持って自分が好きなジャムだと心から言えます。だから、顧客満足度が高まるという事になる訳です。これが大きいんですね!
求人にもそっくりそのまま当てはめられる
indeedにはとんでもないボリュームの求人数があります。
これが良いかな?と思ったとしても、もしかしたら、もっと自分にマッチする求人があるんじゃないかな?と思ってしまいますよね。
だから、応募があったとしても、他の会社の方が良かったなと思っている状態であれば、採用を伝えたとしても、断れることも多いでしょうし、たとえ入社したとしても、「ちょっと合わないな…」と思われてしまったら、すぐに転職にしてしまうことになりかねない!ということです。
ベストな媒体はリスティング広告
だから、少ない選択肢の中から選べるようにして、その上で十分な情報量を伝えて、自分にとって最適な会社だなと心から思えるようになった状態で応募に繋げるやり方がベストだと言えるんじゃないかな?と思います。
それができるやり方がリスティング広告になります。
リスティング広告の場合は、googleとかyahooで検索した時に、上部に掲載される広告は3~4つ。
クリックしたら他の会社の情報を見られることなく、1社の情報のみで伝えることができるわけです。
リマーケティング広告を使えば、忘れられることなく、アプローチできる
しかも、ホームページにアクセスがあったら、追いかけて広告を表示させるリマーケティング広告も発動させられますので、忘れられることなく十分検討してもらえるようになるわけですね。
だから、36倍もの違いが出ているわけです。
でも、求人業界では、リスティング広告の存在を隠されている
でも、求人業界では、このリスティング広告の存在がないようにされています。
どこもかしこもindeedやりましょう!ということでindeed一色になっています。
リスティング広告よりもindeedの方が業者として儲けやすいからなんでしょうけども、求人を出す側からしたら成果に繋がっているのは、圧倒的にリスティング広告の方になります。
まとめ:今回覚えていただきたいのは「選択の矛盾」
今回の記事で是非、覚えておいていただきたいことは、選択の矛盾のところ。
求人情報が多い媒体というのは求職者にとって便利なものではないということ。
逆に混乱させてしまうということを十分わかって頂ければなと思います。
そう考えると「求人媒体はどれも一緒なんじゃないの?」と思われると思いますが、その通りです。求人媒体はどれこれも選択肢が多いので、成果に繋がりづらいです。
特に中小企業は厳しい戦いになります。条件合戦になりやすいですから。
だから、リスティング広告とかを使って求人媒体から離れる活動に取り組んでいただくことを強くオススメいたします。
今回お伝えしたかったことはこれで以上になります。
このように、このサイトでは業者の都合の良いようにコントロールされている間違えた考え方にもメスを入れていきますので、もし、「考え方が変わるようことを伝えてくれているサイトだな!」「役に立つな!」と感じて頂けましたら、ぜひ、書籍もご覧になってみていただければと思います。
最後までご覧になっていただきましてありがとうございます。
それではまた別な記事でお会いしましょう!
失礼いたします。