前回は、求人内製化で生まれた判断や改善の履歴をAIで整理すれば、担当者が辞めても止まらない仕組みを作れる、という話をしました。
この仕組みを作ると、求人内製化は取り組むほど楽になっていきます。
結論から言うと、なぜそのターゲットを選んだのか、なぜその訴求にしたのか、どんな成果が出たのか。こうした情報が蓄積されるため、次は過去の続きから始められるからです。 求人活動そのものが、会社の資産になっていくんです。
記録を残さない会社は、求人活動を毎回使い捨てています
人が足りなくなったら求人を出す。採用できたらいったん止める。次に人が必要になったときは、また最初から考える。
多くの会社では、求人活動がこのように行われています。
過去になぜそのターゲットを選んだのか、なぜその訴求にしたのか、どんな反応が得られたのか。こうした情報が残っていないため、毎回ゼロからやり直すことになります。
せっかく時間とお金を使ったのに、採用活動が終わった瞬間に、そこから得た知識まで失われる。これでは、求人活動をするたびに時間と広告費を消費しているだけです。
失敗も、原因と改善内容を残せば次の資産になります
求人活動は、一度で正解を見つけるものではありません。仮説を立て、出し、結果を見て、改善する。この繰り返しで精度を高めます。
当然、うまくいかないこともあります。狙ったターゲットから反応がない。見られているのに応募につながらない。応募は来たが、求めていた人とは違う。
でも、なぜうまくいかなかったのか、次に何を変えたのかまで記録しておけば、同じ失敗を繰り返さずに済みます。
失敗は、記録せずに終わればただの損失です。 原因と改善内容まで残せば、次の成果につながる立派な資産になります。
求人結果を数字で残せば、次の判断を感覚に頼らずに済みます
求人の結果を細かい数字で確認できる手法もあります。どの検索キーワードで見られたのか、広告が何回表示され何回クリックされたのか、どの文のクリック率が高かったのか、月にどの程度のアクセスを集められる市場なのか。
中でも重要なのが、市場規模です。どれだけ魅力的なターゲットに見えても、その地域に対象となる人がほとんどいなければ、成果を出すのはかなり難しくなります。 市場が小さすぎる人を何ヶ月もかけて作り込んでも、実現できないものは実現できません。
実際に反応を見れば、感覚ではなく数字で次の判断ができます。反応があるならさらに改善する。小さすぎるなら別のターゲットを検討する。ジョブリスティングは、こうした結果を早い段階で確認しやすい手法の一つです。
過去の続きから始める会社は、判断の精度を高め続けられます
判断や結果を会社の中へ残しておけば、次に求人を行うときも、過去の続きから始められます。
以前のターゲットをもう一度狙うのか。別のターゲットを試すのか。どの訴求を残し、どこを変更するのか。過去の結果を確認したうえで、次の仮説を立てられます。
毎回ゼロから考える会社と、過去の知識やデータを使って改善を続ける会社。どちらが再現性高く成果を出しやすいかは、明らかです。
求人活動を行うたびに判断の精度が高まり、同じ失敗が減っていく。最初は手探りだった活動が、取り組むほど進めやすくなり、成果も出しやすくなっていく。これが、求人活動を資産化するということです。
AIによって、個人の経験を会社の資産に変えやすくなりました
以前は、記録を残してマニュアルにまとめるだけでも、かなりの時間と手間がかかりました。価値があると分かっていても、十分に取り組めない会社が多かったと思います。
今は、求人活動の中で生まれた情報をクラウド上に蓄積し、AIで整理できるようになりました。過去の判断や改善をまとめる。成功と失敗を整理する。新しい結果が出たら既存の内容へ追加する。
一人の経験がチームの知識になり、会社のマニュアルになる。担当者が変わってもゼロからやり直す必要はありません。過去に苦労して見つけたことを、次の担当者は最初から知った状態で始められます。
だから、AIを使った求人内製化は、やればやるほど楽になっていくんです。
求人活動は、採用できたら終わりではありません。取り組むたびに判断や結果を残し、次の成果につなげていく。その積み重ねで、求人活動そのものを会社の資産へ変えられます。
まとめ
多くの会社は、求人を使い捨てにしています。 記録のない失敗は損失のままです。判断と結果を残せば、失敗も資産になります。
AIで整理すれば、その蓄積は社内で共有でき、毎回ゼロからではなく過去の続きから始められます。求人内製化は、取り組むほど楽になる仕組みにできます。
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P.S. AIを使った仕組み化は本当に便利です。僕も毎日ルールを作ったりマニュアルを整理したりしています。ただ硬い作業ばかりだと飽きるので、AIに冗談を言ってみるんですが、驚くほど盛り上がりません(笑)。最近はAIとばかり話しているので、僕の雑談力の方が先に退化しそうです。コミュニティの皆さん、ぜひグルコンに参加してくださいね。僕の会話能力を守るためにも。



