求人で成果が出ない会社ほど、「どう伝えるか」から考えています

求人を始めようとすると、「どんな求人原稿を書こう?」「採用サイトを作った方がいいかな?」と、どう伝えるかに目が向きやすくなります。

でも、その前に決めなければいけないことがあります。それが、誰に、何を伝えるのかです。

「どう伝えるか」より先に決めること

「アットホームな会社です」「未経験でも安心です」「社員を大切にしています」と書いたとしても、ターゲットがそこに魅力を感じなければ、ほとんど意味がありません。

求人で大事なのは、会社が言いたいことを並べることではなく、採用したい人が「それなら、この会社で働きたい」と思うことを伝えることです。

自社の強みは、ターゲットによって変わる

会社の強みは、一つに決まっているわけではありません。

たとえば「残業が少ない」という特徴があったとします。とにかく稼ぎたい人にはそれほど魅力ではないかもしれません。でも、家族との時間を増やしたい人には、非常に大きな魅力になるかもしれません。

誰を採用したいのかが決まらなければ、何を強みとして伝えるべきなのかも決まりません。

だから求人を出す前に、誰をターゲットにするのか。その人は今、どんなことに悩んでいるのか。転職して、どうなりたいのか。競合他社と比べて、自社ならその人に何を提供できるのか。ここまで考える必要があります。

準備が曖昧なまま、手段だけ変えても意味がない

この準備ができていない状態で、求人原稿を変える。媒体を変える。採用サイトを作る。SNSを始める。採用代行を使う——新しい手段やサービスにお金を使っても、誰に何を伝えるのかが曖昧なままであれば、伝わる内容は変わりません。

見た目のきれいな採用サイトができても、中身が「アットホームです」「やりがいがあります」「未経験でも安心です」だけなら、競合他社とほとんど同じです。求職者からすると、「この会社じゃなきゃダメ」という理由がありません。

求人内製化では、出す前に自分たちで調べる

求人内製化では、いきなり求人を作りません。まず、採用したい人について調べる。競合について調べる。今いる社員さんにも話を聞く。そして、自社にマッチする人に対して「うちなら、これが言える」というものを見つけます。

そのうえで求人原稿や採用LPに落とし込み、求人を出す。思ったような反応が出なければ、また準備に戻る。この繰り返しで、自社にマッチした人材から応募が入りやすくなります。

ただし、この作業は決して楽ではありません。だから実務は社員さんに任せる体制を作るのが現実的です。

「誰に、何を伝えるか」を決めて求人を改善する進め方は、求人内製化セミナー でもお伝えしています。

関連記事:応募が少ない→仕方なく採用→すぐ辞める。この悪循環が続く理由

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

ABOUT US
山本 猛
株式会社スタッフソリューションの代表。 1978年茨城県水戸市生まれ。 企業が求人を業者任せにするのではなく、自社で求人を理解・判断・改善し、コントロールできる状態をつくる「求人内製化」を支援しています。 求人で成果を出すプロセスを「9ステップメソッド」として体系化し、検索広告を求人に活用する「ジョブリスティング®」と組み合わせ、これまで300社以上の求人を支援してきました。