求職者に選ばれない原因は、求人方法ではありません

前回は、求人の成果は「どう伝えるか」より「何を伝えるか」で大きく変わる。その素材を見つけるのがリサーチだ、という話をしました。

では、求人内製化として社内でリサーチを続けると、何が見えてくるのでしょうか?

結論から言うと、求職者に選ばれない原因は、求人方法ではありません。 見えてくるのは、会社そのものの課題です。

リサーチをすると、「このままでは選ばれない」が見える

求人を改善するために、スタッフへインタビューする。競合を調べる。求職者の立場で自社を見直す。

すると、ある現実に気づきます。

「このままでは、選ばれないかもしれない。」

自社では強みだと思っていたことが、求職者にとってはそれほど魅力的ではない。競合と比べると、教育体制や働き方、休みの取りやすさなど、自社より魅力的な環境がある。

どれだけ求人の見せ方を変えても、今のままでは選んでもらうのが難しい。 そんな現実が、はっきり見えてきます。

つまり、リサーチで見えてくるのは、求人の課題ではなく、会社そのものの課題です。

媒体や広告を増やしても、根本は変わらない

一方で、外部の求人業者へ依頼すると、基本はこうなります。

「今の会社のまま、どう応募を増やすか?」

応募が来なければ、別の媒体にも出す。露出を増やす。広告費を増やす。SNSも始める——といった提案を受けることも少なくありません。

それで成果が出ることもあります。

でも、本当の課題が、求職者から選ばれる魅力や働く環境にあるとしたら、求人方法を変えても、根本的な解決にはなりません。

選ばれない求人を、より多くの求職者に見てもらうだけだからです。

社内で取り組むと、会社を良くする話に変わる

社内でリサーチを続けると、話の中身が変わってきます。

「このままでは、競合に勝てません。」

「ターゲットを変えた方がいいですね。」

「この人材を採りたいなら、教育体制を見直す必要があります。」

「働く環境も改善しないと、選ばれません。」

求人について話し合っていたはずが、いつの間にか、会社をどう良くしていくかという話に変わっていくのです。

改善を積み重ねると、働く環境が良くなる。求人で伝えられる魅力が増える。応募が増える。定着率も高くなる。さらに会社が成長していく。

そんな好循環が、社内で取り組むから生まれます。

求人内製化は、会社を成長させ続ける仕組み

だから僕は、求人内製化を「求人原稿を自社で作ること」だとは思っていません。

本当の価値は、リサーチを通じて会社の課題に気づき、社員同士で話し合い、改善を続けられることです。

その結果として、求人も強くなる。採用もうまくいく。会社も成長していく。

求人内製化とは、求人を作る仕組みではなく、会社を成長させ続ける仕組みです。

まとめ

媒体や広告を増やす前に、確認すべきことがあります。求職者から見て、本当に選ばれる会社になっているか?

求人内製化のリサーチで向き合うべきは、求人方法ではなく、会社そのものです。 選ばれない原因は、求人方法ではありません。

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求人内製化について詳しく知りたい方は、こちら から。

P.S. 求人が弱いときは、求人方法に着目するのではなく、会社そのものを見直すきっかけにしてください。まずは、「求職者から見て、本当に選ばれる会社になっているか?」——そこを確認することが、何よりも大切だと思います。